注目の絵本『どんぐりず』
2025-09-11 13:04:53

第45回講談社絵本新人賞受賞作『どんぐりず』重版決定の理由とは

絵本『どんぐりず』が大ヒット!



この度、講談社から発売された絵本『どんぐりず』が、第45回講談社絵本新人賞を受賞し、発売わずか1週間で重版が決定しました。絵本の表紙には、様々な表情を持ったどんぐりたちが登場しており、子どもたちを惹きつける魅力を持っています。

講談社絵本新人賞について



1979年に設立された講談社絵本新人賞は、多くの才能を発掘してきました。かがくいひろしやシゲタサヤカなど、今や日本を代表する絵本作家たちが輩出されたこの賞は、正に絵本作家への登竜門と言えるでしょう。

遊び心満載の作品内容



『どんぐりず』は、子どもたちに絶大な人気を誇る絵本。どんぐりが木から落ちて、さまざまな冒険をする様子を描いています。「ほっ」「よいしょ」「ずこーっ」といった声があふれる中、どんぐりたちは楽しい冒険を繰り広げます。その表情はユーモラスで、読者が自然と声を出してしまうほど。

実際に幼稚園で行われた読み聞かせでは、子どもたちがどんぐりたちのポーズを真似したり、声を合わせたりして楽しんでいる様子が見受けられました。その楽しそうな姿は、作品が与える役割を示す一例です。

どんぐりズの大冒険



小さなどんぐりの5人組が、木から落ちるまでにさまざまな冒険をします。運動会のように走ったり、ころんだり、泳いだり、飛び跳ねたりするどんぐりたちの姿は、子どもたちにとっても親しみやすい存在。彼らの動きは、ページをめくるたびに楽しさを増し、大きな冒険の気分を味わわせてくれます。

笑いの要素を秘めた絵画



本書の特徴の一つは、ユーモアあふれる鉛筆画です。どんぐりの動きを精細に、かつインパクトのある形で描写しており、視覚的にも楽しめるようになっています。ページをめくるたび、新しい発見が待っていることでしょう。

作者・秦直也の挑戦



本作の作者である秦直也さんは、兵庫県で生まれ、大阪芸術大学の建築学科を卒業しました。2015年からはイラストレーターとして活動を開始し、2017年以降はSNSで動物をテーマにしたユニークなイラストを日々発表しています。その人気に押される形で、多くのフォロワーがつきました。

彼は数年にわたり絵本に挑戦し続けてきましたが、実際に出版に至ったのは『どんぐりず』が初めて。どんぐりたちの中では、赤いハチマキをつけたどんぐりが特にのんびり屋として描かれています。秦さん自身も「ドジで目立たない私が一等賞を取れるなんて」と語り、作品に込めた思いが伝わります。

まとめ



『どんぐりず』は、楽しい冒険を通じて子どもたちに笑顔を届ける絵本です。発売後すぐに重版が決定したこの作品、今後どのように広がっていくのか楽しみです。温かいメッセージをもった絵本の人気を支え、秦直也さんのこれからの活動を応援したいですね。


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会社情報

会社名
株式会社講談社
住所
東京都文京区音羽2-12-21
電話番号
03-3945-1111

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