近年、交通安全の重要性が高まっており、特に飲酒運転対策が急務となっています。その中、東海電子株式会社が主催するギャラリー展『アルコール検知器のある風景』が開催されることが発表されました。このイベントは、飲酒運転の撲滅だけでなく、安全な輸送を実現するためのさらなる意識向上を狙っています。
2011年から事業用自動車における点呼時のアルコール検知器使用が義務づけられ、2023年12月からは一般の事業所でもその導入が必須となります。このように、法律整備が進む中、現在では全国において約40万事業所が日常的にアルコール検査を行っています。点呼におけるアルコール検知器の風景は今や私たちの周りに存在することが当たり前となりました。
2022年から開始された遠隔点呼や、2023年の自動点呼ロボの導入も、交通安全の新たな風景を生み出す要因となっています。遠隔点呼では、運転手と運行管理者が物理的に離れた場所でも確実に点呼を行えるため、コスト削減と業務効率化が図られています。一方、自動点呼ロボでは、高度な技術が運輸業界にもたらされ、日々の点呼業務がよりスムーズに行われるようになっています。
この度のギャラリー展では、これらの新たな点呼風景を写真を通じて広く共有することを目的としています。写真のテーマは大きく分けて三つあり、1つ目は『自動点呼ロボ機器のある点呼場の風景』、2つ目は『遠隔点呼機器のある点呼場の風景』、そして3つ目は『アルコール検知器のある風景』です。
応募資格は法人に限定されており、個人からの応募は受け付けていませんが、東海電子の社員による代理応募は可能です。応募規格としては、デジタルカメラまたはスマートフォンで撮影した写真で、合成は不可。サイズは最大6MBまでで、1事業所につき1枚までとなります。また、人物が写っている場合は、必ず本人の了解を得る必要があります。
応募期間は2024年9月2日から9月13日まで。すべての応募者に対して、選べる3商品のいずれかをプレゼントする企画も用意されています。さらに、対面での点呼写真を提供した場合には、同一商品を2つお届けする特典もあります。
作品に関する著作権は撮影者に帰属しますが、応募作品は東海電子が広報活動に必要に応じて無償で使用できる権利を持ちます。こうした広報を通じて、飲酒運転防止の大切さを広めていくことを目指しています。
ギャラリー展は、ただの写真コンテストではなく、飲酒運転撲滅や交通安全の意識を高めるための重要な機会です。皆さんもぜひこの機会に、点呼現場の一瞬を切り取り、そのメッセージを共有してみてはいかがでしょうか。皆様からのたくさんのご応募を心よりお待ちしております。