今冬のエアコン暖房利用調査、秋田県が1位を獲得！

今冬のエアコン暖房利用時間ランキング発表！

2024年から2025年の冬シーズンにおけるエアコンの暖房利用実態が、パナソニックの調査により明らかになりました。この調査では、都道府県別の暖房利用時間やその増加時間を集計し、その結果が公表されました。

エアコン暖房利用時間ランキング

今冬、エアコン暖房の利用時間が最も多かったのは秋田県で、1日平均8.75時間、1ヶ月平均で264.31時間に達しました。東北や北陸地方が上位を占める中、特にこれらの地域では冬期の合計利用時間が1000時間を超えており、全国平均でも800時間以上の稼働が確認されました。一方、北海道はエアコンの利用が少ない都道府県となり、2年連続で最下位となりました。

エアコン暖房利用増加時間ランキング

驚くべきことに、47都道府県全てで昨年比でのエアコン暖房利用時間の増加が見られ、沖縄県では特にその傾向が顕著でした。沖縄では、冬期における利用時間が333.58時間増加し、1日平均で2.23時間の増加という結果に。これに続いて、鹿児島県や長崎県など九州エリアが上位にランクインしました。

電気代の高騰とメンテナンス事情

今回の調査では、「今冬、例年に比べて電気代が高くなった」と回答した人が64％にのぼりました。特に、冷暖房利用の増加に伴い、自宅のエアコンのフィルター掃除を全くしていないとの回答が41％に達し、定期的なメンテナンスの重要性が浮き彫りになりました。また、冬じまいを行ったことがないと回答した人も45％に達するなど、利用者のメンテナンス意識が問われています。

冬じまいの重要性とお手入れ方法

エアコンの冬じまいについて、パナソニックのエアーマイスター、福田風子氏が解説しています。エアコンを使用しないシーズン中に行うべき手入れポイントとして、フィルターの掃除や内部の清掃が挙げられます。

- 本体お手入れ: 前面パネルやルーバーをやわらかい布で拭くことが重要です。
- フィルターお手入れ: 取り外したフィルターは掃除機でホコリを吸い込み、必要に応じて洗浄します。
- 内部お手入れ: 内部が汚れている場合、手の届く範囲は拭き取り、困難な場合はプロに依頼しましょう。

誤ったお掃除方法は故障の原因となるため、専門業者にお願いすることをおすすめします。

進化したエアコン機能

最近のエアコンには自動でフィルターの掃除を行う機能を備えた製品も増えています。パナソニックのエオリアシリーズでは、フィルターお掃除ロボットが搭載されており、運転が24時間以上続くと自動で掃除を開始します。この機能により、快適な環境を保つだけでなく、メンテナンスの手間も軽減されるのです。また、「集中おそうじ」機能により、内部の清掃も一括操作で行うことができ、使い始めのニオイも軽減されます。

これからもますます便利に進化していくエアコンに注目です。