「宇宙なんちゃらこてつくん」が北海道大樹町の宇宙応援アンバサダーに就任！宇宙版シリコンバレー実現へ

「宇宙なんちゃらこてつくん」が北海道大樹町の宇宙応援アンバサダーに就任！

北海道大樹町は、民間の商業宇宙港「北海道スペースポート（HOSPO）」を運営し、宇宙産業による地域活性化を推進しています。町の活動を広くPRするため、TVアニメ「宇宙なんちゃらこてつくん」の主人公・こてつくんを大樹町宇宙応援アンバサダーに任命しました。

大樹町は、1985年から「宇宙のまちづくり」に取り組んでおり、HOSPOを中心に関連産業が集積する「宇宙版シリコンバレー」の実現を目指しています。

今後は、大樹町で行われる様々なイベントにこてつくんが登場し、宇宙飛行士を目指すこてつくんとともに、宇宙のまちづくりを盛り上げていきます。

こてつくんの就任式は「たいき宇宙デー 2024」で！

2024年7月27日（土）にHOSPOで開催される「たいき宇宙デー 2024」において、大樹町宇宙応援アンバサダー就任式が行われます。

イベントでは、大樹町長からこてつくんに委嘱状が交付され、アニメの鑑賞や、こてつくんとの写真撮影などが予定されています。

「宇宙なんちゃらこてつくん」とは？

「宇宙なんちゃらこてつくん」は、子供向け宇宙キャラNO.1アニメとして、子供たちに宇宙をより身近にする活動も展開しています。

物語の主人公「こてつ」は、宇宙飛行士になることを夢見て、宇宙アカデミーへ入学。個性豊かな仲間たちと宇宙を目指す、子供たちの夢と冒険を描いた作品です。

大樹町とHOSPO

大樹町は、北海道の東部、十勝地方の南に位置する町です。東は太平洋、西は日高山脈に接し、広大な十勝平野が広がっています。

HOSPOは、2021年4月に大樹町で本格稼働した民間に開かれた商業宇宙港です。大樹町は、ロケットを打上げる東と南方向に海が広がり、広大な土地によるロケット発射場の拡張性の高さ等の地理的優位性があることから、世界トップクラスの宇宙港の適地と言われています。

大樹町は、約40年前から航空宇宙産業の誘致を進めており、「北海道に、宇宙版シリコンバレーをつくる」というビジョン実現に向けて、ロケットやスペースプレーンの発射場・実験場を整えています。

地方創生と宇宙産業

HOSPOは、宇宙産業を核とした地方創生、ビジネス創出を目指しています。地域特性を活かした地方創生の取組みで人口減少に歯止めがかかっていることなどが評価され、大樹町は2022年度の企業版ふるさと納税制度の内閣府特命大臣表彰を受けました。

大樹町と宇宙産業の未来

大樹町は、こてつくんをアンバサダーに迎え、宇宙産業を牽引する町として、更なる発展を目指しています。

「宇宙なんちゃらこてつくん」が北海道大樹町の宇宙応援アンバサダーに就任！地方創生と宇宙産業の未来について考える

「宇宙なんちゃらこてつくん」が北海道大樹町の宇宙応援アンバサダーに就任したことは、宇宙産業と地域活性化を結びつける新たな試みとして注目されます。

大樹町は、民間主導の商業宇宙港「HOSPO」を運営し、宇宙版シリコンバレーの実現を目指しています。こてつくんをアンバサダーに迎えることで、宇宙開発に対する子供たちの関心を高め、将来の宇宙産業を担う人材育成にも繋がるでしょう。

「宇宙なんちゃらこてつくん」は、子供向けアニメでありながら、宇宙開発の夢とロマン、そして仲間との友情を描いています。子供たちは、こてつくんを通して、宇宙への憧れを抱き、宇宙開発に関わる仕事に興味を持つかもしれません。

また、大樹町は、HOSPOの整備を通じて、雇用創出や地域経済の活性化を図っています。宇宙産業は、高付加価値産業として、地域経済の活性化に大きく貢献する可能性を秘めています。

しかし、宇宙産業は、初期費用が大きく、リスクも伴うため、民間企業の参入には課題も多いのが現状です。大樹町は、企業版ふるさと納税制度などを活用し、宇宙産業の誘致を積極的に進めています。

地方創生と宇宙産業は、一見関係ないように思えるかもしれません。しかし、大樹町の取り組みは、宇宙産業が地方の活性化に貢献できる可能性を示しています。

「宇宙なんちゃらこてつくん」は、子供たちだけでなく、大人たちにも宇宙への夢と希望を与えてくれる存在です。こてつくんの活躍を通して、宇宙産業が地方創生に貢献する未来が期待されます。