ウルル新体験
2024-08-20 18:27:51

ウルルで新たな先住民体験『サンライズ・ジャーニー』が始動!

新たに生まれた先住民の経験 "サンライズ・ジャーニー"



2024年8月1日、オーストラリアのウルル-カタ・ジュタ国立公園のエアーズロック・リゾートで、新たな先住民体験が公開されます。この体験は「サンライズ・ジャーニー」と名付けられ、アボリジナルのアートが砂漠の風景に命を吹き込む形式で展開されます。ヴォヤジーズが運営するこのリゾートは、アナングの人々との深いつながりを反映した全く新しい没入型のストーリーテリングを提供します。

「サンライズ・ジャーニー」では、アナングの著名な女性アーティストたちとのコラボレーションにより、砂漠の広大な景色をキャンバスとし、最先端のアニメーション技術を使用してアート作品を生き生きと現します。この体験は約2時間にわたるエンターテインメントショーで、ウルルの美しい夜明けとともに始まります。

アナング文化を尊重する新しい体験



ヴォヤジーズは、2023年5月に「ウィンジリ・ウィル(Wintjiri Wiru)」を発表した際、先住民文化とのパートナーシップと文化的知的財産に対する尊重を業界の基準として設定しました。「サンライズ・ジャーニー」は、これに基づき、地域コミュニティとの参加やリーダーシップ、責任のある観光への約束をもって実施されています。

この新しい体験では、地元の音楽家であるジェレミー・ウィスキーが演奏する音楽と共に、アナング文化の深さを感じることができます。具体的には、「サンライズ・ジャーニー」のチケットは、大人125オーストラリアドル、子供75オーストラリアドルで、ホテルからの往復送迎や朝食も含まれています。朝食メニューは季節によって変わるものの、最近の提供にはクァンドン・チアやココナッツ・プディングを用いた料理が含まれています。

芸術と自然へのオマージュ



「サンライズ・ジャーニー」では、アナング文化に根ざした自然への理解と感謝が表現されています。アーティストたちが描く絵「Ngura Nganampa Wiru Mulapa」には、「私たちの国は本当に美しい」という意味が込められています。この作品はレーザーとプロジェクションを用いて砂漠に投影され、アーティスト自身によるナレーションと共に観客に届けられます。

最新技術を駆使したアートの展示



この新しい体験には、光の芸術におけるリーダー、マンディライツが技術協力しています。これまでにも有名なランドマークのライトアップを手掛け多くの実績を持つマンディライツが、ウルルに特別に設計した屋外の円形劇場を使用して、6台の高出力レーザーやプロジェクターを駆使した壮大なストーリーを天然のキャンバスに描き出します。

彼らは高解像度の絵画をデジタルモデリングし、音楽とアーティストのナレーションに調和させたアニメーションによって、観客に没入感を与えることを目指しています。アナングの文化を誇りに思う彼らは、この体験を通じて訪れる人々と文化を共有したいと考えています。

「サンライズ・ジャーニー」を通じて、観客は自然とアートを結びつけた新しい形の文化体験を楽しむことができ、更に責任ある観光のあり方を示す良い機会となります。詳細情報は公式サイトで確認できますので、ぜひチェックしてみてください。


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会社情報

会社名
ノーザンテリトリー政府観光局
住所
Darwin NT 0801GPO Box 1448
電話番号

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