ベトナムに新たな旅行先！マリオットが700軒目のホテル開業

マリオット・インターナショナルがベトナムに新たな拠点を開設

マリオット・インターナショナル（以下、マリオット）は、アジア太平洋地域における700軒目となる新フラッグシップホテルを、ベトナムの「Legacy Mekong, Can Tho, Autograph Collection」として開業したことを発表しました。これにより、マリオットはアジアの宿泊施設のポートフォリオを強化し、観光ビジネスの中心地としてのベトナムの魅力を一層引き立てています。

メコンデルタに位置するユニークなホテル

新設された「Legacy Mekong, Can Tho」は、メコン川の支流であるハウ川に面したプライベート小島に位置し、8ヘクタールのトロピカルガーデンに囲まれたリゾートです。この美しいロケーションは、ベトナムの自然の美しさを楽しむのに最適な場所となっており、訪れるゲストには特別な体験が待っています。

このホテルは、地元の文化や生活スタイルを生かした柔らかいデザインが施された86室のバンガローと、プライベートプール付きのヴィラが完備されています。宿泊者は、ヤシの葉で編まれたブレスレットや、ハーブティーのウェルカムドリンクによる温かい歓迎を受けられます。

ベトナムの特性を生かした食体験

このホテルのレストランでは、地域の新鮮な食材を使用したベトナム料理を味わうことができ、料理のストーリーを添えた「Breakfast with a Story」の体験も取り入れられており、食文化を深く味わうチャンスが用意されています。地域の食材を使ったオーガニック料理は、特に旅行者に人気のメニューとなるでしょう。

アジア太平洋地域での事業拡大

マリオットは現在、ベトナム国内に30軒のホテルを展開し、さらに50軒以上の開発プロジェクトを進めています。ハノイやホーチミン市を中心に、レジャーエリアも含めた多様なデスティネーションへの拡大を目指しています。さらに、マリオットが運営する「Marriott Bonvoy」プログラムは、グローバルなリワードや特別な体験を提供し、旅行者にとっての魅力を高めています。

業界での強い成長意欲

マリオット・インターナショナルアジア太平洋のプレジデント、ラジーブ・メノン氏は、今回の新規開業が同社の長期的な成長戦略の一環であることを強調しています。「アジア太平洋地域での700軒目のホテルということは、私たちが信頼を受けているオーナーやゲストからの期待の表れであり、非常に誇らしい」と語っています。

ベトナムは急成長する旅行市場の一つであり、2025年には1,700万人以上の海外旅行者が訪れると予想されています。その中でも、特に中国、韓国、ASEAN諸国からの需要が急増しており、マリオットの新たな宿泊施設はこの需要を満たすための重要な役割を果たすことでしょう。

結論

「Legacy Mekong, Can Tho, Autograph Collection」は、ランドマークとしてだけでなく、ベトナム南部の未開拓な魅力を引き出す役割も果たしていくことでしょう。自然と文化が融合したこのホテルで、訪れる人々が心温まる体験を重ねることを期待しています。これからもマリオットの成功を見守り、その成長を支えるために訪問したいものです。

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