慶應病院、医療情報システム導入
2023-03-30 09:00:01

慶應義塾大学病院、医療従事者情報管理システム導入へ!イノシアと連携し2023年度中の本格稼働目指す

慶應義塾大学病院、医療従事者情報管理システム導入へ!



慶應義塾大学病院は、医療従事者に関する情報を一元管理するシステムの導入を決定しました。システム構築には、医療機関向けシステム開発を手掛ける株式会社イノシアと連携。3000名を超える教職員の資格や研修情報などを一元管理することで、病院運営の効率化と情報管理の高度化を目指しています。

管理システム導入の背景



医療機関は、施設基準管理業務において、人的リソース情報を正確に管理し、常に基準を満たしていることを確認することが求められています。しかし、多くの医療機関では関係者が多岐に渡り、情報の集約や管理に課題を抱えています。慶應義塾大学病院も例外ではなく、膨大な教職員の情報を正確に管理することに困難をきたしていました。

イノシアのシステムが解決策に



今回導入されるシステムは、イノシアが開発したものです。教職員一人ひとりに個人ページを設け、資格情報や研修修了証を各自でアップロードする仕組みを採用。これまで事務局が把握しきれなかった情報を集約し、正確なデータ管理を実現します。

システムのメリット



このシステムの導入により、以下のようなメリットが期待されています。

情報の一元管理による効率化: 関係者全員で情報を共有することで、情報伝達ロスを削減し、業務効率を向上させます。
正確なデータ管理: 人為的なミスを減らし、常に正確な情報を基に運営を進めることができます。
職員個人の情報管理: 職員は自身の資格や研修情報を自身で管理できるようになり、転職時にも役立ちます。履歴書や資格証のコピーを必要な時に出力することも可能です。
施設基準管理の高度化: 集約した資格や研修情報を基に、追加届出可能な施設基準を明確化し、法令遵守を徹底します。

今後の展開



両者は、2023年度中の本格稼働を目指して、現在導入範囲の拡大と最終調整を進めています。システムの完成が、慶應義塾大学病院の更なる発展に貢献することが期待されます。

株式会社イノシアについて



株式会社イノシアは、医療機関向けシステム開発を専門とする企業です。高度な技術力と医療現場への深い理解を活かし、様々な医療機関の課題解決に貢献しています。今回のシステム開発も、医療現場のニーズを的確に捉えた、画期的なソリューションと言えるでしょう。

まとめ



慶應義塾大学病院とイノシアの協働により実現する医療従事者情報管理システムは、医療機関における情報管理の在り方に大きな変革をもたらす可能性を秘めています。今後の展開に注目が集まります。

会社情報

会社名
株式会社イノシア
住所
東京都千代田区大手町1‐2‐1Otemachi One タワー6F
電話番号
03-6427-5629

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