VTuber事務所WACTOR、重大契約違反で過去4名を訴訟し全勝利を果たす

WACTORが重大契約違反者に勝訴

VTuber事務所株式会社WACTORは、過去に所属していた4名のVTuberに対し、重大な契約違反を理由に訴訟を提起し、全てのケースで勝訴しました。これにより、裁判所は違反者に合計1,000万円以上の損害賠償をWACTORに支払うよう命じています。

WACTORの実績

WACTORは2018年に設立され、VTuberマーケティングに特化した広告代理店として知られています。累計フォロワー数は200万人を超え、視聴回数は6,000万回以上に達しました。また、TikTok LIVEやニコニコ動画などの配信アプリと直接契約を交わしていることでも注目されています。

契約違反者への厳しい対応

WACTORが提起した4件の訴訟は、いずれも違反者にとって敗訴となり、裁判所はWACTORへの損害賠償を命じました。これらの勝訴判決は、今後の追加訴訟のための重要な判例としても使用される見込みです。

判決内容の概要

- 判決①：日本国内の男性ライバーに対するもので、被告は負けを隠し投資家に対し虚偽の出資要請を行っていた。
- 判決②：日本国内の女性ライバーに関するもので、被告はWACTORに対して虚偽のセクハラを主張したが却下され敗訴。
- 判決③：スペインの女性ライバーに対して、現地の弁護士を通じて勝訴。強制執行が可能。
- 判決④：パラグアイの女性ライバーに関するもので、脅迫の中止も含めて勝訴。

WACTORの事業への影響

WACTORは、契約違反者によって長らく風評被害を受けてきましたが、多くの取引先企業やVTuberメンバーからの理解や協力を得て事業を成長させてきました。これにより、業界内でのWACTORの価値はさらに高まっていくことでしょう。この勝訴を機に、WACTORは今後も契約違反者に対する厳正な対応を続け、その詳細については適時報告される予定です。

グローバル展開と新サービス

さらに、WACTORはVTuber業界において影響力を持つ企業であり続けるため、新しいオンラインくじ『FAPON』や、多数の新人VTuberオーディションを始めています。これにより、さらなるリーチを得ているだけでなく、魅力的なコンテンツと商品を提供しております。

このように、WACTORは今後も契約違反者への法的措置を強化しつつ、VTuber業界の発展に寄与することを目指します。引き続き、業界全体を盛り上げるための活動が期待されています。