甲斐バンド凱旋ライブ
2025-11-13 13:01:46

甲斐バンドが16年ぶりに凱旋!感動の50周年アニバーサリーライブ

甲斐バンドが16年ぶりに凱旋!感動の50周年アニバーサリーライブ



1974年にデビューし、昨年50周年を迎えた甲斐バンドが、特別な夜を演出しました。アニバーサリーの集大成として開催されたこのライブは、実に16年ぶりとなる日本武道館での公演です。多くのファンに支えられ、チケットは早々に完売し、注釈付き指定席が必要になるほどの盛況振りでした。11月8日、自らの歴史において特別な意味を持つ場で、彼らは再びその姿を見せました。

開演の時刻が迫る中、場内に流れたのは「The Show Must Go On」のSE。期待に満ち溢れた観客の前に、甲斐よしひろとサポートメンバーが姿を現します。彼がステージの中央へと現れる瞬間、会場の熱気は最高潮に達しました。最初に披露されたのは「翼あるもの」。その力強いヴォーカルは、甲斐の漂流者たる美学を濃厚に表現しています。

続いて、田中一郎が炸裂させるアグレッシブなギタープレイが光る「三つ数えろ」へと続き、観客の心に強烈なメッセージを届けました。この曲はレイモンド・チャンドラーの作品にインスパイアされたロックンロールで、聴衆の感情を大きく揺さぶります。「キラー・ストリート」では、都市の荒々しい側面が描写され、しなやかさと力強さの両方を兼ね備えた演奏が印象的でした。

続く「フェアリー(完全犯罪)」では、聴く者を思わず踊らせるダンスビートを繰り出し、会場全体が一体となって盛り上がります。音楽の幅が広がる中、メロディの巧みさが光る「シーズン」に移行すると、甲斐の真骨頂が見え、聴衆は彼の音楽に酔いしれます。そうして「東京の一夜」へと進むと、都会の孤独感とロマンが繊細に刻まれました。

感情の渦が巻き起こる「港からやってきた女」からは、コール&レスポンスが爆発。続く「カーテン」では官能的な情景が展開され、観客をさらなる深みに誘います。「BLUE LETTER」では、憂いを帯びた歌声が聴く者の心に残ります。ここまでの流れで、会場の熱気はひたすらに高まります。

甲斐の微笑みを受けて、アコースティックギターで「テレフォン・ノイローゼ」を弾き語ると、観衆は手拍子と大合唱で応えました。「ビューティフル・エネルギー」では彼らの絆が感じられ、共演により厚みが増した音楽が印象的でした。甲斐は感謝の言葉を述べ、「50周年は皆さんの50周年でもある」と、親しみを込めた挨拶をしました。

この後も、彼らの名曲を続々と披露し、特に「安奈」では時代を超えた魅力を感じさせました。「裏切りの街角」や「黄昏に消えた」では、いずれも名曲としての存在感を放ち、全時代のファンの心を掴んで放しません。

ライブも終盤に近づき、感動の盛り上がりが続いています。「HERO」の演奏では、会場全体が一つとなり、拳を突き上げて力強く叫びました。ステージと観客の心が一体となる瞬間に、感動が溢れました。そして、アンコールが始まると、甲斐は力強く「100万$ナイト」を歌い上げ、観客を魅了しました。心に刻むような歌声と、ミラーボールの輝きで、特別な夜が締めくくられました。

このライブは、彼らの50周年を華やかに飾るだけでなく、さらなる伝説を築く瞬間でもありました。甲斐バンドの強い意志と熱き思いを感じた素晴らしいコンサート。彼らは50年の歴史を経てなお進化を続け、次なる挑戦を見据えています。次回の「ニュー・ブラッド」公演も期待が高まります。

その瞬間、我々は彼らと共に感動を分かち合い、真のロックの精神を感じることができました。これからも甲斐バンドの音楽を応援していきたいと思います。彼らが70年代から今まで歩んできた道のりを、私たちも共に歩んでいくのです。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

画像7

画像8

会社情報

会社名
株式会社WOWOW
住所
東京都港区赤坂5-2-20赤坂パークビル21F
電話番号
03-4330-8111

トピックス(音楽・ライブ・コンサート・ラジオ・アイドル・フェス)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。