学生のアイデアが形に!「にっぽん食プロジェクト」試食イベント
2025年の新たなフード体験を先取りするため、ミツカングループと日本女子大学が共同で推進する「にっぽん食プロジェクト」では、2024年度の取り組みの一環として、スーパーマーケット「ライフ」で特別な試食イベントが実施されました。これによって、学生たちが考案した新メニュー「白菜で作るジャパニーズロールキャベツ」が、約200名のお客様に提供され、実際に味わっていただく貴重な機会となりました。
活動の目的と意義
今回のイベントは、参加者が実際にゆっくり試食し、感想を伝えることを通して「にっぽん食」の考え方を広めることを目指しています。学生たちの提案した特製メニューを市場に直接届けることで、生活者からリアルな意見をもらうことで、今後の活動に役立てるためのフィードバックを得たいと考えています。具体的には、生活者の理解を促進し、「にっぽん食プロジェクト」を一層身近に感じていただくという目標があります。
試食の反響
当日は、多くの方が興味を持ってメニューを試してくださり、学生たちは温かい感想や意見を受け取ったことを嬉しく思いました。「美味しかったです!」、「どうやって作ったのか教えてください!」といったお客様の声が直接課題の解決につながるかもしれないと、学生たちは手ごたえを感じたようです。また、「野菜が高いので、なかなか手に入らない」という現実的な意見も多く聞かれ、食材の購入に関するデータをしっかりと考慮しなければいけないことを学ぶ機会となりました。
学生たちの成長と学び
参加した日本女子大学の学生たちにとって、この試食は大きな成長の場でもありました。西川さんは「今回の貴重な経験を通じて、やりがいや達成感を確実に感じました」と語り、その一方で「実際に商品を試食し、感想を受けることで、さまざまな課題にも気づいた」とし、「この経験が今後の学びに結びつくことを願っています」と述べました。一方、湯澤さんも「人々の反応が心に残りました」と振り返りながら、今後のプロジェクトに向けての意識を新たにすることができたと言います。
企業の期待と今後の展望
ライフコーポレーションの広報部からは、「学生たちにとって素晴らしい経験になると信じています。彼らの挑戦が今後の『にっぽん食』の進展に寄与することを期待しています」とのコメントが寄せられました。企業は今後も、学生たちの学びとなるような機会を提供し続ける意向を示しています。
未来を見据えた「にっぽん食プロジェクト」
ミツカンと日本女子大学の共同プロジェクト「にっぽん食プロジェクト」は、日本の伝統的な食文化を維持しつつ、新たな時代に合った価値観を追求するものです。そして、学生たちのアイデアを形にすることで、多くの人々との新しい情報交換の場を創出し、未来の食文化を共に築いていけることを願っています。
この取り組みを通じて、「にっぽん食」がより多くの人々に受け入れられるよう、ライフコーポレーションと共同で今後のアクションを増やしていくことが期待されています。