人気アプリ「iFunny」の広告品質改善
米国で爆発的な人気を誇るミームアプリ「iFunny」を運営するFunCorpは、モバイルアプリ向けの広告品質管理システム「AppHarbr」を導入し、ユーザーのサポート問い合わせを25%削減し、ユーザー継続率(Retention Rate)を6%向上させたと報告しています。この取り組みは、同社が抱えていた広告品質に関する課題を解決し、ユーザーエクスペリエンスを向上させる一環として進められました。
FunCorpと「iFunny」
FunCorpは、累計5,000万ダウンロードを超え、毎月800万人以上のアクティブユーザーを誇るモバイルエンターテインメント企業です。「iFunny」は、その名の通りミームやユーモアコンテンツを提供し、特にZ世代やミレニアル世代から高い支持を受けています。しかし、人気が高まる中で、広告体験の悪化がユーザーの離脱を招いていました。
広告体験の課題
FunCorpでは、広告品質の管理が主な課題となっていました。特に、以下の要因がユーザー体験を損なっていました。
- - スキップできない長時間のインタースティシャル広告
- - 閉じるボタンを装った偽のUI
- - 誤動作を誘発するゲーム広告
- - 複数画面に誘導する悪質な広告表示
これらの問題は、セッションの中断やアプリの終了、さらにはユーザーからの苦情の増加へと繋がりました。また、広告に関連する問い合わせへの対応に多くのリソースを割いていたため、成長施策に対する投資が難しい状況でした。
AppHarbrの導入効果
そこで、FunCorpは広告をリアルタイムで制御するために「AppHarbr」を採用しました。このシステムにより、広告掲載前に問題のあるクリエイティブを自動で検知し、ブロックすることが可能になりました。現在、FunCorpは次のような運用を行っています。
- - 広告の表示前に広告時間やブランド、広告内容を自動制御する
- - 不適切なプレイアブル広告やリダイレクト広告をリアルタイムで検知し遮断
- - 複数の広告ネットワークを統一的に管理し、迅速に問題を解決
このような体制の下、FunCorpは広告品質の向上を図ることができました。
効果的な成果
「AppHarbr」を導入後、FunCorpは次のような成果を達成しました。
- - ユーザーからのサポート問い合わせを25%削減
- - ユーザー継続率が6%向上
- - 設定された広告の品質確認作業を30%削減
- - アプリストアでの評価の改善
- - 広告に関する問題への対応時間を短縮
これらのポジティブな成果を受け、FunCorpは今後、AppHarbrによる広告品質管理システムを同社の他のアプリにも展開する計画です。
重要なコメント
FunCorpの最高収益責任者であるSergei Efimov氏は、「AppHarbrによって、問題が発生してから対応するのではなく、ユーザーが期待する品質を事前に維持できるようになった。広告品質管理の効率も向上し、ユーザーエンゲージメントの強化が実現した」と語っています。
一方で、AppHarbrのCEOであるAmnon Siev氏も、「広告品質は重要な要素であり、アプリの成長を支えるもの。FunCorpの事例は、収益性とユーザー体験の両立ができることを示しています」と述べています。
AppHarbrについて
AppHarbrは、TapNationやWizzといった他のモバイルアプリ事業者にも導入を進めており、広告収益を向上させながら、ユーザー体験と広告品質管理の効率化を支援しています。モバイル広告の環境では、収益の最大化だけでなく、ユーザー体験の向上が求められる中、FunCorpの事例は注目に値します。