プライドハウス東京の活動報告
2023-08-17 14:16:52
世界水泳選手権でLGBTQ+インクルーシブな取り組み!プライドハウス東京が発信するアスリートメッセージ動画公開
世界水泳選手権でLGBTQ+インクルーシブな取り組み!プライドハウス東京の活動報告
2023年7月、福岡で開催された世界水泳選手権に合わせて、東京オリンピック・パラリンピックを契機に設立された「プライドハウス東京」コンソーシアムは、「プライドハウス福岡」として精力的な活動を行いました。その活動内容と、公開された力強いメッセージ動画についてご紹介します。
オリンピアン8名が出演!水泳界からのアライメッセージ動画
プライドハウス福岡では、8名のオリンピアンが出演する「水泳界からのアライメッセージ動画」を制作・公開しました。
出演者は、伊藤華英さん、井本直歩子さん、岩崎恭子さん、小谷実可子さん、高橋友喜子さん、田中穂徳さん、志水祐介さん、そしてアメリカ代表のビル・メイさん。
彼らは、自身の経験や思いを語りました。誰もが安心してスポーツを楽しめる社会の実現を願う、アスリートからの力強いメッセージに注目です。動画制作には、公益財団法人日本水泳連盟アスリート委員会が協力しました。
福岡市長への表敬訪問と多様な活動
プライドハウス東京メンバーは、福岡市長の高島宗一郎氏を表敬訪問。プライドハウスの取り組みやスポーツにおけるLGBTQ+の課題について意見交換を行いました。
また、世界水泳選手権の会場では、LGBTQ+情報発信ブースを設置。情報冊子の配布やパネル展示を行い、大会関係者や観客にLGBTQ+に関する理解を促進しました。日本水泳連盟会長の鈴木大地氏もブースを訪れました。
さらに、LGBTQ+インクルーシブな交流パーティーや、オリンピアンや関係者らが登壇するトークショーも開催され、多様な人々が集う場を提供しました。トークショーには、アーティスティックスイミングアメリカ代表のビル・メイ選手や、バルセロナ五輪金メダリストの岩崎恭子さん、水球元日本代表の志水祐介さん、そして、フェンシング元日本代表でトランスジェンダーである杉山文野さんが参加し、それぞれの立場から、スポーツ界の現状や課題、LGBTQ+インクルーシブな社会の実現に向けた熱意を語りました。
プライドハウス東京と今後の展望
プライドハウス東京は、様々なNPOや企業、個人と連携し、「教育・多様性発信」「文化・歴史・アーカイブ」「ウェルネス・サポート」「アスリート発信」「祝祭・スポーツイベント・ボランティア」「居場所づくり」「仕組みづくり」「レガシー運営チーム」という8つのチームで活動しています。
今回の世界水泳選手権での活動は、LGBTQ+インクルーシブな社会の実現に向けた、大きな一歩となりました。プライドハウス東京の今後の活動にも注目しましょう。
まとめ:誰もがスポーツを楽しめる社会へ
プライドハウス東京の取り組みは、スポーツ界におけるLGBTQ+への理解促進、そして誰もが安心してスポーツを楽しめる社会の実現に向けた重要な一歩です。
8名のオリンピアンのメッセージ動画、福岡市長への表敬訪問、情報発信ブース、交流パーティー、トークショーなど、多岐に渡る活動は、その想いを強く伝えています。この活動が、よりインクルーシブなスポーツ界、そして社会を作るきっかけとなることを期待しています。
会社情報
- 会社名
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特定非営利活動法人プライドハウス東京
- 住所
- 東京都新宿区新宿1-2-9 JF新宿御苑ビル2階
- 電話番号
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