ワタミエナジー、再生可能エネルギーの未来を探る
2024年10月10日から12日の3日間、愛知県常滑市のAichi Sky Expoで開催された「SDGs AICHI EXPO 2024」に、ワタミ株式会社の子会社であるワタミエナジー株式会社が参加しました。このイベントは日本最大級のSDGs推進フェアです。
再生可能エネルギーへの挑戦
ワタミエナジーは、同グループの2040年を目標とする「RE100」の実現に向けて、風力発電や太陽光発電、小水力発電などの再生可能エネルギー発電所の取り組みを紹介しました。特に、発電された再生可能エネルギーの環境価値を自社の店舗や工場で活用する方法について強調しました。これにより、地球環境に優しい「再エネ100%使用の拠点」の数を増やしていく計画です。
参加者は、昨年に引き続き手回し発電の体験コーナーを通じて、LED電灯や扇風機を動かすことができ、電力との親しみを醸成するイベントも実施されました。このような取り組みにより、来場者に再生可能エネルギーの重要性を感じてもらうことができました。
未来への展望
ワタミエナジーは、2024年度下期に小水力発電所の新設や新たなCO₂削減プロジェクトを計画しています。これらの施策を通じて、RE100の達成に向けてさらなる効率的な再生可能エネルギーの利用促進を目指しています。特に、環境問題の解決に向けた取り組みを強化していく意向を示しました。
来場者からの高評価
ワタミグループのブースは来場者投票により、最も印象的なブース第1位を獲得しました。この結果は、再生可能エネルギーや環境問題に対する関心を高める大きな一歩となりました。
RE100宣言
ワタミグループは2019年に、日本の外食業界として初めて「RE100」を宣言しました。目標は、2040年までに事業活動における電力を100%再生可能エネルギーに転換し、2035年には50%を再生可能エネルギーにすることです。この目標を達成するため、外食業や宅食業での再生可能エネルギーの導入と省エネルギー化に向けた取り組みを進めています。
RE100とは
「RE100」は、再生可能エネルギー100%を目指す企業を対象とした国際的なイニシアチブです。企業のエネルギーコスト削減にも寄与し、CO₂の排出削減にも貢献することが期待されています。特にITや自動車業界など、さまざまな業種からの企業がメンバーとして参加しています。
創業40周年を迎えるワタミグループ
ワタミグループは2024年5月に創業40周年を迎え、その節目を祝う「40周年ありがとうYEAR」を展開します。国内外の外食事業や宅食事業で、年間を通じてさまざまな特典や限定イベントを企画し、過去の感謝を伝える機会とします。維持と発展を目指して、今後も新たな取り組みに挑戦していくことでしょう。
ワタミエナジーとその母体であるワタミ株式会社は、それぞれ東京都大田区に拠点を持っています。グループ全体で、持続可能な未来を築くための道筋を作り続けています。