ポッドキャスト「丸ちゃん教授のツミナハナシ」、クラウドファンディング開始！

ポッドキャスト「丸ちゃん教授のツミナハナシ」クラウドファンディングの開始

ポッドキャスト「丸ちゃん教授のツミナハナシ-市民のための犯罪学-」が新たにクラウドファンディングを実施することになりました。本企画は、犯罪学というテーマに特化し、一般社団法人刑事司法未来が企画・運営を手掛けるものであり、その目的は2026年度以降も配信を続けることにあります。これはこの番組にとって初めての試みで、目標金額は150万円、募集期間は2025年10月5日から12月31日までです。

このポッドキャストは、立正大学教授・丸山泰弘氏がメインパーソナリティを務め、犯罪や非行に関する重いテーマをアカデミックな視点から提供してきました。番組のスタンスとして、犯罪者や非行少年に向けた「分断や排除」ではない理解の促進を目指し、リスナーに本質的な問いを投げかけ続けています。

番組の背景と成長の歴史

「丸ちゃん教授のツミナハナシ」は、立正大学法学部の教授やフリーのパラリーガル、また合同会社の代表者から成るメンバーが集まり、これまで約60回のエピソードを配信してきました。配信開始から3年を迎え、聴取者の数も増加し、月間約4,000回もの再生が達成されたことが、番組の話題性を証明しています。独立した媒体として運営されるこの番組は、スポンサーや広告を排除し、自由な発言を大切にしているため、多様な視点から犯罪学を考える貴重な場となっています。

社会的意義

現代社会における犯罪や非行の問題は、実際には多くの複雑な要因によって引き起こされています。しかし、一般的なメディアの報道では、なかなかその深い部分まで掘り下げられていないのが現状です。番組ではその点を意識し、聴取者が犯罪や非行の本質に触れながら、理解を深めることができるような内容を提供しています。

ポッドキャストの内容は、耳からの情報提供だけでなく、リスナーとの対話を通じて構築されるコミュニティ的な要素も含まれています。犯罪や社会問題についてリスナーと共に考え、解決策を探るという体験は、何よりも重要です。丸山教授は「なぜ犯罪が起きるのか」を考える契機を提供し続けていくことに情熱を注いでいます。

クラウドファンディングの詳細

今回のクラウドファンディングは、2026年度も月1回の配信を続けるための資金を募集するものです。目標金額は150万円で、月間およそ12万円の配信費用やイベント開催などに充てられます。集められた資金は、番組の継続を支えるだけではなく、今後さらに社会的な意義を持った活動を展開するための資本となります。

支援はクレジットカード決済や銀行振り込みで行えるため、簡単に参加できます。また、プロジェクトの詳細はこちらから確認できます。

番組を支えることで広がる知識と気づき

「丸ちゃん教授のツミナハナシ」への支援は、社会的な問題を共に考える仲間としての一歩です。犯罪学は難しいというイメージがありますが、この番組ではそんな概念を覆し、身近なものとして提供しています。「罪」と「罰」についての理解を深める機会を多くの人に広めたいという願いから、この取り組みが始まりました。

犯罪が注目される昨今だからこそ、健全な理解を持ち、共に未来を考えるための貴重な場が必要です。多くの人に番組を聴いてもらい、犯罪や社会の問題についての理解を深める助けとなるよう、皆様の支援をお待ちしています。