力士いたけ誕生
2023-09-18 11:00:01
宮崎県都城から新たな食文化を発信する力士いたけ-RIKISHIITAKEの誕生
宮崎県都城からの新しい挑戦
宮崎県都城市に位置する「南国きのこ」は、大正時代から続く原木しいたけ栽培の歴史を持つ企業です。近年、同社は新ブランドである「力士いたけ-RIKISHIITAKE」を立ち上げ、その独自のアプローチで栽培されたしいたけの魅力を広めています。
歴史ある農業の今
南国きのこの歴史は、都城田中家による原木しいたけ栽培に遡ります。現在、同社は菌床栽培を中心にシフトし、市場への安定供給を図っています。この移行は、ただの生産方法の変化ではなく、地域と地球に優しい農業を目指す意義深いものです。企業理念として「しいたけを中心に食文化を育くむ」という壮大な志があり、次世代の農業へとつなぐべく取り組みが進んでいます。
新たなブランド「力士いたけ」
新ブランド「力士いたけ-RIKISHIITAKE」は、「ぶちかませ!」という力強いメッセージを持って生まれました。力士の存在感を模し、肉厚でジューシーなしいたけを提供します。階級別に分かれた「横綱」「大関」「関脇」「小結」といった独自のブランド名も特徴的で、すべての人々に力強さを届けることを目指しています。
高品質なしいたけの秘密
力士いたけは、そのサイズ感と食感でも人々を魅了しています。特に、油断すると重たくなる水分含有を調整し、色白で美しい見た目を維持する栽培技術は、熟練した生産技術の賜物です。食材としてのこだわりは品質管理の徹底でも表れており、「宮崎県版ひなたGAP」認証を取得し、安全性の確認を行っています。
地域とのつながり
企業として、南国きのこは地域との交流を重視し、製造拠点が地域の人々との交流地点となることを目指しています。訪れる人々に工場での製造プロセスを理解してもらい、食文化を一緒に盛り上げることで、地域の顔としての役割を果たしたいと考えています。
持続可能な未来を目指して
南国きのこは、環境負担の少ない循環型農業のモデルとして位置付けられています。使用する菌床は、安全な農薬不使用の素材から作られており、収穫後は地域の農家に再利用されます。これにより循環型の経済が実現し、持続可能な成長の鍵となっています。
代表取締役 福元良平の思い
福元良平氏は、南国きのこの理念を語ります。「私たちは、地元の若い世代に親しまれる食品を提供し、地域の発展に貢献していきます。」とし、自社の品質管理と生産の重要性を強調します。また、力士いたけを通じて食文化の普及を図り、地域の誇りを高める活動に取り組んでいます。
今後、南国きのこの力士いたけが、どのようにして地域や食文化に貢献していくのか、その動きから目が離せません。
会社情報
- 会社名
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株式会社南国きのこ
- 住所
- 宮崎県都城市丸谷町3963番地
- 電話番号
-
0986-36-5785