レボルカ、積水化学工業とのAIタンパク質創製研究完了！新プロダクト誕生へ

株式会社レボルカは、積水化学工業株式会社から受託した高機能タンパク質の創製に関する研究を完了したと発表しました。

この研究は、レボルカの独自プラットフォーム技術である「aiProtein(R)」を用いて行われました。「aiProtein(R)」は、人工知能と進化分子工学を融合させた技術で、従来のタンパク質設計では不可能だった、機能が向上したタンパク質の配列を予測することができます。

今回の研究では、2024年1月から5月にかけて行われ、期待されるプロダクトを提供することに成功しました。レボルカは、この技術によって医薬品や工業用に高度に最適化された機能を有する全く新しいタンパク質を創製できると期待しています。

レボルカは、「進化(evolutio)」とアイヌ語の「育てる(reska)」を組み合わせた造語で、タンパク質を「進化させ」「育てて」いくことを目指しています。一方、積水化学工業株式会社は、住宅、環境・ライフライン、高機能プラスチックス、メディカルの4分野を中心に事業を展開しており、世界トップシェア製品を多数有しています。

今回の共同研究は、両社の技術力とノウハウを結集したもので、今後の更なる発展が期待されます。