和紙マネキン「Waltz」
2022-04-08 19:30:01
脱プラスチックを実現!和紙マネキン「Waltz」の展開
脱プラスチックの新たな試み
環境問題への意識が高まる中、株式会社トーマネが新たに開発した和紙マネキン「Waltz」は、持続可能な未来への道筋を示す素晴らしい一歩です。このマネキンは無形文化財に指定されている「西ノ内和紙」を素材として使用し、従来の製品に比べて約80%の軽量化を実現しました。これにより、プラスチックを必要とせず、環境に優しいマネキンが登場したのです。
展示の詳細
「Waltz」は東京都豊島区にある西武池袋本店で展示されます。その展示は、地下1階クラブオンゲートの入口ステージから1階のウィンドーに至るまで、幅広い場所で行われます。展示期間は2023年4月6日から5月3日まで、営業時間は10:00から21:00、日・祝日は20:00までとなっています。この取り組みは、同店がSDGsを支援する活動に共感した結果、実現したものです。
和紙マネキン「Waltz」の特性
「Waltz」は、以下のような特性を持っています:
1. 自然素材の活用
茨城県常陸大宮市で作られた純粋な那須楮を使用しており、ナチュラルな風合いが魅力です。
2. 軽量化
和紙を素材にすることで、マネキンの重量を従来品の80%まで削減しています。これにより、取り扱いや輸送が格段に楽になるため、作業環境にも配慮されています。
3. 労働環境への配慮
軽量化されたことで、輸送や組み立てにかかる重労働が軽減され、労働時間の削減にも寄与しています。また、有機溶剤を使わず、研磨作業も不要なため、環境への負荷も大幅に少なくなっています。
4. リサイクル性
一度成形した「Waltz」は、再度和紙に戻すことができるため、持続可能なライフサイクルが確立されています。
5. 地域貢献
「Waltz」の開発を通じて、和紙の需要を生むことで地域の活性化にもつながることを期待しています。「西ノ内和紙」の需要が高まることで、その文化を次世代へと継承するきっかけとなるでしょう。
会社紹介
株式会社トーマネは昭和9年に創業し、長年にわたってマネキンの制作を行ってきました。創業者は日本人形の名工であり、その伝統を受け継ぎつつ、現代のニーズに応じた商品を提供しています。客の空間をコーディネイトすることで、常に新鮮さと感動を提供することを目指しています。また、自社の製品はレンタルシステムを採用しており、環境にやさしい運用が可能です。
「Waltz」は、日本の素材の美しさとSDGsへの意識を高める象徴であり、今後の展開に期待が寄せられています。ぜひ、西武池袋本店でこの新たな和紙マネキンをご覧ください。
会社情報
- 会社名
-
株式会社 トーマネ
- 住所
- 東京都中央区銀座1-11-1東京橋ビル
- 電話番号
-
03-6367-9860