秋の聖護院特別公開
2025-05-27 10:54:06

聖護院で楽しむ秋の特別公開「葛城今昔」展の魅力とは

聖護院での特別公開、「葛城今昔」展について



京都市左京区の聖護院門跡で、今年も秋の特別公開が行われます。本山修験宗総本山である聖護院は、2025年に開催される「葛城灌頂会」を慶讃し、特別展示【葛城今昔-守り続けた祈りの場-】を実施します。これにより、訪問者は多くの歴史的資料や仏教文化に触れることができます。

特別公開の期間は、2025年10月11日から12月7日までの金曜日から日曜日、祝日であり、通常は非公開の宸殿や書院が一般に開放されます。特に注目されるのは、狩野派による金碧障壁画約120面が公開される点です。

聖護院とその歴史


聖護院は、寛治4年(1090)に設立された本山修験宗の総本山として、悠久の歴史を誇ります。特に役行者が関係する修験道の伝統が根付いており、江戸時代には多くの皇族が門主を務めていました。明治維新の際には、光格天皇の仮皇居として使用され、史跡としても価値があります。

展示内容


今年の特別展では、信仰の地としての葛城山中にある28箇所の経塚の展示や、聖護院宮と紀州徳川家の深い関係についても触れられます。また、江戸時代に制作された「葛嶺雑記」の版木も特別公開され、当時の修行について学ぶ貴重な機会となります。

特に、江戸時代の「くじら船」模型は、紀州徳川家から奉納されたもので、美術的価値も高いです。この機会に、過去と現在を繋ぐ貴重な資料に触れることで、聖護院や葛城修験への理解を深めましょう。

今後に向けての取り組み


聖護院は、近年の台風の影響で倒れた石碑の修復作業や、修験道の復興にも尽力しています。今後も多くの人々が訪れ、聖護院の文化や信仰を継承していくことが求められています。

特別公開の詳細


  • - 期間: 2025年10月11日(土)~12月7日(日)の金・土・日・祝日
  • - 時間: 10:00~16:00(受付終了)
  • - 入場料: 大人800円、中高校生・大学生600円、小学生以下は無料(保護者同伴)
  • - 所在地: 京都市左京区聖護院中町15

この秋、聖護院の特別公開は貴重な体験です。歴史を感じる中で、修験道の精神に触れてみませんか?


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

画像7

画像8

会社情報

会社名
株式会社京都春秋
住所
京都市中京区二条通東洞院西入仁王門町26-1御所南二条ビル3階
電話番号
075-231-6415

関連リンク

サードペディア百科事典: 京都府 京都市 聖護院 秋の公開 葛城修験

Wiki3: 京都府 京都市 聖護院 秋の公開 葛城修験

トピックス(地域情報)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。