Crystal、経営体制強化
2024-07-11 11:08:32

Crystal株式会社、最高戦略責任者に三澤裕氏を迎え経営体制強化 - MaaS事業の更なる成長へ

Crystal株式会社、経営体制強化へ - 最高戦略責任者に三澤裕氏が就任



名古屋市を拠点とする自動車関連ソフトウェア・MaaS開発企業、Crystal株式会社は、7月1日付で三澤裕氏を最高戦略責任者(CSO)に迎え、経営体制を強化したことを発表しました。

三澤氏は、ソフトバンク株式会社や愛知県が推進するスタートアップ支援事業の拠点となる「STATION Ai」株式会社にて、ネットワークコミュニケーターとして活躍していました。STATION Aiは、2024年10月に名古屋市鶴舞公園南側に開業予定の国内最大級のインキュベーション施設です。

三澤氏は、STATION Aiの開業を見据えて開設された「PRE-STATION Ai」において、スタートアップと企業・自治体のネットワークづくりに深く貢献してきました。公的機関をはじめ、企業や金融機関などのキーマンとのフラットなネットワークを構築することで、スタートアップのエコシステム構築を推進してきました。

今回の就任について、三澤氏は「Crystal株式会社が手掛けるMaaS事業の考え方に魅力を感じ、共感を覚えました。ネットワークコミュニケーターとして培ってきた人脈を活かし、Crystal株式会社でも、熱い人との共創など、ネットワーク構築を軸に事業戦略の基盤を固めていきたいと考えています。」と意気込みを語っています。

Crystal株式会社は、三澤氏の豊富な経験とネットワークを活かし、MaaS事業やAI関連事業など、更なる事業成長を目指していく方針です。三澤氏の参画により、戦略的な経営と部門間の連携強化を図り、顧客への付加価値提供を強化していくとのことです。

三澤裕氏について



三澤氏は、銀行の社内システムエンジニアとしてキャリアをスタートさせました。その後、ベンチャー企業に転身し、マルチメディアの草創期にはテクニカルディレクターとして博物館などの情報展示やeラーニング教材などの開発に携わりました。通信カラオケメーカーでは、CATV向けシステム開発や次期カラオケの商品企画に従事し、携帯電話やモバイルコンテンツの魅力に惹かれて通信事業へ転身しました。

ソフトバンク株式会社では、モバイルコンテンツの事業企画を担当した後、本社サービス開発部門で10年間勤務。2018年から名古屋で新規事業に取り組み、ソフトバンク株式会社およびSTATION Ai 株式会社にてネットワークコミュニケーターとして活躍していました。

Crystal株式会社について



Crystal株式会社は、2019年6月に名古屋で創業した自動車関連のソフトウェア、MaaS開発企業です。車載システム開発では、組込ソフトウェア開発や1D、3D解析といった領域で自動車業界の様々な課題に取り組んでいます。

特に、モデルベース開発を推進しており、2022年1月からは日本自動車研究所のMBD推進センターに参画し、技術の普及展開活動も行っています。

2021年6月には名古屋市のスタートアップインキュベーション施設「なごのキャンパス」に採択され、2023年4月からは愛知県のスタートアップインキュベーション施設「PRE-STATION Ai」のスタンダードメンバーとしても採択されています。

Crystal株式会社が展開するシェアリングモビリティ事業「Su_i」



Crystal株式会社は、「移動にもっと心のゆとりをつくる」をミッションに掲げ、シェアリングモビリティ事業「Su_i」を展開しています。「Su_i」は、移動をストレスから解放し、より楽しいものへと変えることを目指しています。街の景色に気付ける、新しい自分、安全に素早く目的地に到着し時間のゆとりをつくることはもちろん、移動が手段ではなく目的になるような楽しさを提供し、心のゆとりを生み出す新しい移動の価値を社会に提供することを目指しています。

まとめ



Crystal株式会社は、三澤裕氏を最高戦略責任者(CSO)に迎え、経営体制を強化することで、MaaS事業の更なる成長を目指しています。三澤氏の豊富な経験とネットワークを活かし、顧客への付加価値提供を強化していくことで、Crystal株式会社は、自動車業界の未来を創造していくことが期待されます。


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