坂東龍汰、西野七瀬共演の映画が小説として登場！

映画『君の忘れ方』が2024年12月12日、作道雄監督自ら手掛けた小説として出版されます。この作品は、2025年1月17日から全国で公開される同名の映画を元にしています。

主人公・森下昴は、長年の恋人である美紀との結婚を間近に控え、幸せな日々を送っていました。しかし、その幸せは美紀が交通事故で亡くなることで一変します。昴は深い悲しみに包まれ、言葉にできない痛みと喪失感に苛まれます。そんな中、昴は母のすすめで故郷の岐阜へ帰省。母もまた、自身の過去の悲しみを抱えたままでしたが、昴はそこで出会う人々との触れ合いや不思議な経験を通じて、美紀の死に向き合うことになります。

この小説は、映画にはない新たなエピソードや心情を加えることで、昴と美紀の間にあったかけがえのない愛をより深く掘り下げています。坂東氏によるコメントも記載されており、彼はこの物語を「心のどこかぽっかり空いた穴を温かな風が通り抜けるようなもの」と評しました。愛する人を失った人々に寄り添う、感動的で温かい作品に仕上がっています。

著者の作道雄氏は映画監督として知られ、過去には『神さまの轍』などの作品を手掛けてきました。彼の手によるこの小説は、情感豊かな描写と共に、愛とは何かを問いかけるものとなっているでしょう。

【書誌情報】

- 書名：君の忘れ方
- 著者：作道雄
- 発売日：2024年12月12日（木）
- 定価：1,650円
- ISBN：978-4-04-115565-3

映画『君の忘れ方』は、坂東龍汰が主演し、西野七瀬や南果歩といった豪華キャストが揃っています。作品は、昴が美紀の死を受け入れていく過程を描いており、感動と共に見る者の心を揺さぶることでしょう。

美紀が昴の前に『まぼろし』として現れる場面や、昴が少しずつ美紀との思い出を受け入れていく過程は、自身の悲しみを抱える多くの人々に共感を呼ぶこと間違いなしです。阪道氏の監督・脚本作品でもあり、物語がどのように映画と繋がっていくのか、興味は尽きません。

この小説と映画の両方を通じて、心の底からの感動を得られることを期待せずにはいられません。あなたもぜひ、その感動の物語に触れてみてください。