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自社でのカーボンフットプリント算定を目指して

株式会社キャットアイは、環境に配慮した製品の開発を行っている自転車部品メーカーです。この度、リクロマ株式会社の支援を受けて、自社でのカーボンフットプリント（CFP）の算定を目指す取り組みを始めました。リクロマは、サステナビリティ経営支援を専門とする企業であり、キャットアイに対して実務的なGHG算定体制の構築をサポートしています。

プロジェクトの背景

キャットアイの品質保証部に所属する山田氏は、数年前に海外の顧客からCFP算定結果の提出を求められた際、何も手がかりがなかったことを振り返ります。「我々の製品は国内外の完成車メーカーに納品しており、CFPの対応が求められる日が来るのは明らかでした。しかし、専門知識がなく、外部に依存せずに自社で算定できるパートナーを探していました」と語ります。

リクロマとの出会い

リクロマを選んだ理由について山田氏は、次のように述べます。「通常のコンサルタントは、質問回数や時間に限りがありますが、リクロマはそうした制約が無いことでした。また、他社が提供していたSaaS製品には継続的なコストが伴うため、我々は自社のリソースで対応できる方法を模索しており、リクロマのスタイルがぴったりでした。」

さらに、支援資料が「線路が敷かれているような感覚」で作業を進められる助けとなり、経路の変化にも柔軟に対応できる基礎が整ったとのことです。

得られた成果と未来への展望

現在、キャットアイは新モデルでのCFP算定を自社で行える状況になっています。「今後は、リサイクル材料やバイオ素材への対応も検討している」との声も。次のステップとして、全体のGHG排出量の把握を進め、「削減の方向性を模索するフェーズに入ってきました」と説明します。将来的には、現在の配分データによる算定方式から、より精緻な積み上げ方式へと移行する予定です。

企業概要

• - 株式会社キャットアイ

- 代表者：代表取締役社長荒木昌浩
- 設立：1954年2月
- 本社：大阪市東住吉区桑津2丁目8番25号
- Webサイト：https://www.cateye.com/

• - リクロマ株式会社

- 所在地：東京都渋谷区渋谷3-27-13大崎ビル6階
- 代表者名：加藤 貴大
- 設立：2018年4月
- Webサイト：https://rechroma.co.jp/

この取り組みを通じて、キャットアイはサステナビリティの確立に向けた道を切り拓くことでしょう。環境に配慮した社会貢献が求められる今、企業の責務として、持続可能な開発目標（SDGs）の達成に果敢に挑み続けて欲しいものです。

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