高千穂交易、世界シェアNo.1のロシュリング製品を取り扱い開始
高千穂交易株式会社(本社:東京都新宿区、CEO:井出尊信)が、プラスチック半製品分野で世界的シェアを誇るロシュリングインダストリアル(本社:ドイツ)の製品の取り扱いを開始することを発表しました。ロシュリング社は、1842年に創業し、世界各国90拠点で展開するグローバルな樹脂メーカーであり、2023年度の売上高は約4,000億円に上ります。
取り扱い開始の背景
高千穂交易の機構部品事業は、ダンパーやソフトモーション、ケーブルガイドなど、多種多様なプラスチック成型品を提供しています。また、メーカーと密接に連携し、設計や開発の課題を把握しながら機構部品の提案を行っています。このたび、ロシュリング社の持つスーパーエンジニアリングプラスチックに対応した製品ラインナップを加えることで、さらなる市場の拡大と高付加価値の製品提供を目指します。
提供する製品の特長
ロシュリング社が得意とするPEEKやポリイミド、キャストナイロン等の高機能プラスチックを中心に、以下の特長を持つ製品を取り扱います。
- - PEEK樹脂『SUSTAPEEK』:耐熱性、寸法安定性、耐摩耗性に優れ、多岐にわたる工業用途に応じて利用できます。
- - ポリイミド樹脂『EtroX I CM』:最高水準の耐熱性を誇り、高温環境での使用に適しています。
- - キャストナイロン『SUSTAMID6G』:強度や耐熱性に優れ、多様な機械部品に最適です。
これらの製品は、日本国内で豊富な在庫があり、短納期での供給が可能となっています。まさに、迅速な対応が求められる現代の産業ニーズにマッチした製品群です。
今後の展望
高千穂交易は、主に半導体製造装置、工作機械、包装機器、搬送機器などの産業機器向けにロシュリング社のスーパーエンジニアリングプラスチックを提供し、2026年度には売上高1億円の達成を目指しています。業界のニーズに応じた柔軟な提案と迅速な対応を通じて、お客様の満足度向上に努めていく所存です。
会社情報
高千穂交易は1952年に設立された独立系技術商社で、クラウドサービスから商品監視、入退室管理に進み、さらには半導体および機構部品といったデバイスの提供に至っています。コンサルティングから開発、設計、設置、保守サービスまで包括的にサポートする体制を整えています。
詳細については、
高千穂交易の公式ウェブサイトをご覧いただくとともに、ロシュリング社製品については
こちらをご参照ください。