担い手不足が深刻な今、プロボノの導入を考える
担い手不足が叫ばれる現代、全国のNPOや地縁の団体が直面している課題は、益々深刻さを増しています。内閣府の調査によると、NPO法人の約65.6%、自治会等の地縁組織にいたっては86.1%が担い手不足を最大の問題としていることが示されています。しかし一方で、市民の社会貢献意識は高まっており、約64%が「社会に貢献したい」と考えています。その中でも、自身の職業上のスキルを生かして寄与したいというニーズが約40%を占めています。
この「市民の参加意欲」と「地域の課題」にはギャップが存在し、これを埋める手法として注目されているのが「プロボノ」です。プロボノとは、ラテン語の『Pro Bono Publico』(公共善のために)に由来し、ビジネスパーソンが自らの専門スキルを活かして社会貢献に努める活動を指します。これを通じて、担い手不足の解消や市民参加の促進が期待されています。
セミナーの開催概要と内容
2026年7月15日(水)にオンラインで行われるセミナー「担い手不足の時代に、『関わりしろ』をデザインする」は、プロボノの具体的な仕組みを知り、地域づくりに活かすための重要な議論の場となります。参加者は、全国での先進的な事例をもとにプロボノの成果と可能性を探ることができるでしょう。参加費は無料ですが、対象は行政・自治体関係者、中間支援組織、NPO、企業担当者、教育者など多岐にわたります。
プログラムは次の通りです。
- - オープニング:もともとのセミナーの趣旨とプロボノの基礎知識についての説明。
- - 第一部:市民協働の事例を通じて、地域の課題と市民参加を結びつける手法を紹介します。様々な世代と主体が協力して進められた取り組みが示される予定です。
- - 第二部:関係人口創出の観点から、地域外の人材がどのようにプロボノとして関与し、地域活性化につながるかを語ります。ここでは、長崎県の事例として、森氏が登壇されます。
- - 第三部:福祉・介護分野におけるプロボノの取り組みを紹介。企業関係者が地域に関わる新たなモデルケースを示します。
このセミナーを通じて、プロボノの実践知を得ることで、今後の地域づくりに新たな光をもたらすことが期待されています。
認定NPO法人サービスグラントの役割
本セミナーを主催する認定NPO法人サービスグラントは、2005年から日本でプロボノの先駆けとなり、2009年に法人化。活動20周年を迎えた現在、10,000人以上の登録者を有し、2,500件以上のプロジェクト実績を持っています。特に、地域包括ケアや市民協働などの多様な行政施策において、プロボノの仕組みを取り入れた協働を推進しています。
地域社会が抱える課題を解決するために、NPO法人サービスグラントの実績を紐解きながら、プロボノの持つ力を一緒に考えていきましょう。興味のある方は
こちらから申し込みをお願いします。