日本電気硝子、宇宙用超薄板カバーガラス「Starveil」を発表
日本電気硝子株式会社(NEG)は、滋賀県大津市を拠点に、新たな製品ブランド「Starveil™(スターベイル)」を立ち上げました。このブランドは、急成長する宇宙ビジネス市場への参入を目的としており、最後まで頼りにされる製品としての地位を確立すべく、超薄板カバーガラスのシェア拡大を目指します。
Starveilの特徴
「Starveil™」は、人工衛星の太陽電池をはじめ、宇宙空間で使用される各種機器向けの超薄板カバーガラスです。過酷な宇宙環境下でも精密機器を守るために、高い紫外線遮蔽性能を持っています。
高い紫外線遮蔽性能
この製品は、UV-CからUV-B領域の紫外線を効率よくカットすることが可能です。これにより、宇宙空間での使用が求められる精密機器をしっかりと保護し、長寿命化に寄与します。
省スペースと効率性
Starveilのサイズは最大で幅800mm、長さ2000mmまで対応可能で、製造プロセスの中でガラスの貼り合わせ工程を省くことができ、生産性の向上にも寄与します。さらに、最薄の板厚は30µmで、板厚100µmでも1m²あたり約246gと軽量です。これは、搭載機器全体の軽量化にも貢献し、宇宙ビジネスの効率性を高めます。
名前の由来
「Starveil」という名称は、宇宙に輝く星「Star」と、カバーや保護を意味する「Veil」を組み合わせた造語です。この名称は、宇宙で機器を守る役割を象徴しています。現在、NEGはこの名前に関する商標を出願中です。
展示会出展について
NEGは、2026年6月にアメリカのカリフォルニア州アナハイムで開催される「Space Tech Expo USA 2026」に出展します。この展示会では、Starveilの実物が観覧できる予定です。詳細は以下の通りです:
- - イベント名:Space Tech Expo USA 2026
- - 会期:2026年6月3日(水)〜4日(木)
- - 会場:アメリカ合衆国・カリフォルニア州・アナハイム
- - ブース番号:163
- - イベントHP:Space Tech Expo
NEGの会社概要
日本電気硝子株式会社は1949年に創立され、世界トップクラスの特殊ガラスメーカーです。主な製品として、板や管、糸、粉末などがあり、半導体、ディスプレイ、自動車、電子機器、医療、エネルギーと、多岐にわたる分野で使用されています。70年以上の歴史の中で培った技術と実績は、多くの産業の最前線で高く評価されています。
- - 会社名:日本電気硝子株式会社
- - 代表者:社長 岸本 暁
- - 本社所在地:滋賀県大津市晴嵐二丁目7番1号
- - URL:NEGの公式サイト
この新たなブランド「Starveil™」は、宇宙ビジネスに新たな可能性をもたらし、高度な技術力を持ったNEGの未来の展望を示しています。宇宙の一翼を担う準備が着実に進んでいるのです。