ロボット収穫実験
2025-11-24 10:18:25

岡山大学発の四足歩行ロボットがレモン収穫実験を成功させる!

岡山大学発ベンチャーによる新しい農業の形



2025年11月14日と15日、岡山県浅口市寄島町で行われた実証実験で、岡山大学発のベンチャー企業MOSAdemyが、四足歩行ロボットを用いてレモンの収穫に挑みました。この実験は、農業の省力化を図る重要な試みとして注目されています。

背景と目的



寄島町では耕作放棄地を活用したレモン栽培が進められていますが、農業従事者の高齢化や労働力不足が深刻な問題となっています。これらの課題を踏まえ、岡山大学は地域と連携し、スマート農業技術の社会実装を目指しています。今回の実験は、内閣府の「地域中核大学イノベーション創出環境強化事業」や文部科学省の「地域中核・特色ある研究大学強化促進事業」の一環として行われました。

四足歩行ロボットの特長



MOSAdemyが開発した四足歩行ロボットは、特定の作業に応じてアームやカメラを搭載できるようになっており、斜面や段差のある農地でも安定して作業が可能です。収穫とレモン認識のための高度なソフトウェアも開発されており、実証実験ではロボットがレモンを摘み取って運搬する動作が実演されました。

学生や研究チームがスマートフォンで操作し、自動でレモンを収穫する様子は、現場に訪れた農家の方々からも高い関心を呼びました。歩行性能や稼働時間、収穫精度についての問いかけが相次ぎ、技術に対する期待が高まっています。

地域との交流



実験の初日、寄島学園の義務教育学校の3年生15人が参加し、ロボットの動きに驚きと歓声を上げました。子どもたちからは「レモン以外の作物にも利用できるのでは」という意見や、「重い荷物の運搬に便利だ」といった感想が寄せられました。また、翌日には、浅口市の栗山市長が訪れ、実験に励ましの言葉を掛けました。

特に印象的だったのは、岡山県の伝統的な獅子舞との共演です。地元の文化と先端技術の融合が実現し、来場者からは拍手が送られました。このようにして、地域の人々が新しい技術に触れる場を提供することは、次世代にロボット技術への興味を育む大切な機会となったのです。

未来の展望



三ツ山レモン普及協議会の會本豊会長は、「将来的には夜間に自動でレモンを摘み取るロボットを実現したい」と語りました。そして今後5〜10年のスパンで、完全自動化のための改良を進めていく計画です。

岡山大学は、この取り組みを通じて地域の課題解決に貢献し続けており、産学官の連携を強化して地域のスマート農業の実装を目指しています。今後の活動にも大いに期待が寄せられています。岡山大学はその姿勢を一層強化し、地域と共に次世代の農業を育てていくことでしょう。

参考情報





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会社情報

会社名
国立大学法人岡山大学
住所
岡山県岡山市北区津島中1-1-1 岡山大学津島キャンパス本部棟
電話番号
086-252-1111

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