スカパーJAPANの新作「湖のクレヨン」が環境意識を高める

スカパーJAPANの「湖のクレヨン」プロジェクト

スカパーＪＳＡＴ株式会社は、衛星画像を利用した「SATELLITE CRAYON PROJECT」の新たな一環として「湖のクレヨン」を発表しました。この商品は2025年3月24日からAmazonスカパー!ストアで購入可能です。

環境意識を育てる取り組み

日本における環境問題への関心が低調である中、スカパーＪＳＡＴは、このプロジェクトを通じて人々の環境に対する理解を深め、地球への興味を喚起することを目指しています。調査によると、日本の消費者の環境意識は低下傾向にあり、そのためスカパーＪＳＡＴは、宇宙からの視点を活用して地球の美しさを身近に感じてもらうことを重視しています。

「湖のクレヨン」は、宇宙から見た湖の色を再現した12色のクレヨンで構成されています。各色には、湖の位置を示す「緯度・経度」が記載されており、自然の多様性を楽しみながら学ぶきっかけとなるでしょう。

地球の多様性を伝えるクレヨン

この新作クレヨンには、「海のクレヨン」「山のクレヨン」に続き、地球の自然が描かれています。特に注目の湖にはボリビアの「ラグナ・コロラダ」や、日本の「琵琶湖」などがあり、美しい色合いは宇宙から見ることで際立ちます。また、色の再現にはクレヨン職人の技術も活かされており、それぞれの色の魅力が引き出されています。

「海って何色？」という息子との会話がプロジェクトの起点となったと語るプロジェクトリーダーの清野正一郎氏は、子どもたちが「なぜ？」と問いかけられるような環境を提供し、地球への愛着を育むことを目指しています。

世界中での展開

このプロジェクトはグローバルな視点で進められており、既に台湾やアメリカなどで販売されております。また、クラウドファンディングによって起ち上がったこのプロジェクトは、その独創的なデザインで多くの賞を受賞しています。「Red Dot Design Award 2022」「iF Design Award 2023」、さらには「グッドデザイン賞」など、国際的に評価されています。

社会貢献への積極的な取り組み

売上の一部は、開発途上国での安全な飲料水の確保に寄付される予定で、過去にはキリバスへの寄付も実施してきました。このように、環境問題への関心を高めるだけでなく、実際の支援活動にも力を入れています。

未来へのビジョン

今後、「SATELLITE CRAYON PROJECT」として企業や団体とのコラボレーションや新しい取り組みも計画中です。スカパーＪＳＡＴはこれからも地球環境問題へアプローチし、持続可能な社会の実現に向けた理想を追求していく意向です。子どもたちにとっての「なぜ？」の種まきをし、地球を大切に思う心を育てるこのプロジェクトに、ぜひ注目してみてください。