アビームコンサルティング株式会社は、2021年5月に開始したマンチェスター・シティ・フットボール・クラブ(以下、マンチェスター・シティFC)とのオフィシャル・マネジメントコンサルティングサービス・パートナー契約を更新しました。このパートナーシップは、アビームがグローバルなコンサルティングファームとして、スポーツ業界における顧客体験の向上とデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進する重要な一歩となります。
マンチェスター・シティFCは、イギリスのプレミアリーグに所属する名門クラブであり、2022-23シーズンには三冠を達成し、2023-24シーズンにはプレミアリーグで四連覇を果たしました。このような成功により、ファンベースの拡大や事業規模の成長は著しく、特にアジアにおける人気の高まりが見られます。クラブは、デジタルテクノロジーを駆使してファンとより深い関係を築き、多様なキャンペーンやプロモーションを展開しています。
アビームコンサルティングは、日本発のグローバルコンサルティングファームとして、企業や団体向けの様々なサービスを提供しており、特にスポーツ業界においては、政策立案からDX促進、マーケティング戦略のサポートまでを行っています。今回の契約更改により、マンチェスター・シティFCが持つ先進的な知見とアビームの豊富なコンサルティング経験を融合させることで、日本企業に向けた新たな顧客体験の設計やリアルコンテンツの活用支援を一段と強化することが期待されます。
双方の代表者であるアビームコンサルティングの山田貴博社長は、「このパートナーシップを更新できたことを嬉しく思います。マンチェスター・シティFCとの協力によって、日本のスポーツビジネスに革新をもたらしたい」と語りました。また、シティ・フットボール・グループのトム・ボイル副社長も、日本での活動を一層充実させる意欲を示し、両社の共同作業を通じた新たな価値創出への期待を表明しています。
マンチェスター・シティFCは、1880年に設立され、エティハド・キャンパスを本拠地としています。このキャンパス内には、スタジアムや育成施設が併設されており、最高水準のファン体験を提供しています。さらに、同クラブは社会的責任を持って運営されており、平等性、多様性、包括性を大切にした施策を実施しています。
アビームコンサルティングも、多様な業界の企業に対し、戦略、組織改革、情報技術などの領域で幅広く支援を行っています。今後は、スポーツ業界のトレンドを取り入れつつ、持続可能な発展を目指した施策に取り組んでいく計画です。サッカーの人気が高まる日本市場において、アビームとマンチェスター・シティFCの連携が生む新たなプロジェクトに注目です。
この契約更新は、単なる業務提携を超え、両者が一体となって新しい顧客体験やビジネスモデルを構築することで、スポーツ界全体への影響を与える可能性を秘めています。今後の展開に大いに期待が寄せられています。