九州乳業が新たに全国共通の相談支援システムを広報
九州乳業株式会社は、主力商品である「みどり牛乳」のパッケージに「親子のための相談LINE」の広報を掲載することを発表しました。この取り組みは、子育てに関する悩みを持つ家庭や若者たちが気軽に相談できる窓口を広めることを目的としています。
取り組みの背景
「こどもがまんなかの社会」を実現するためには、子どもや家庭の権利を守ることが鍵です。国の「こども家庭庁」では、こどもへの視点を重要視し、意見を聴いています。このような政策を受け、九州乳業も共感し、自己の事業を通じて社会に貢献することを決意したのです。
相談LINEの魅力
「親子のための相談LINE」は、相談を希望するすべての人に対し、オンラインでのサポートを行うものです。特に、子育て中の保護者や子ども自身が気軽に相談できる環境を整えることが重要です。牛乳パックという日常のアイテムを介して広報することで、多くの人々の目に留まることを狙っています。
「秋のこどもまんなか月間」との連携
九州乳業のこの新たな広報活動は、政府が定めた「秋のこどもまんなか月間」にも関連しています。この月間は、社会全体で子どもや子育てを支える機運を生み出すことを目的とした施策です。九州乳業は、この期間に合せて、特別なデザインのパッケージで「みどり牛乳」を発売します。
デザインと商品情報
「みどり牛乳」のパッケージには、「子」と「親」が抱える悩み例を記載し、気軽に相談できる印象を与えます。さらに、QRコードを利用して子ども家庭庁の関連サイトに誘導し、具体的な相談方法を分かりやすく示しています。
商品名は「みどり牛乳」で、内容量は1000ml。オープン価格で、賞味期限は15日間(要冷蔵)です。販売開始は2024年11月1日を予定しており、80万本の販売を目指しています。他のチャネルでは、量販店やコンビニエンスストアなど多岐にわたります。
九州乳業の企業理念
九州乳業は設立以来、健康を支えることを企業の使命としています。同社の牛乳は、大分県の酪農家から供給される新鮮なミルクを使用した製品です。このたびの取り組みを通して、子どもたちが心身ともに健やかに成長できる社会を実現する一助になることを確信しています。
最後に、九州乳業は「みどり牛乳」の発売60周年を迎えるにあたり、この特別なパッケージに感謝の意を込めてお届けします。これを機に、子育てや健康に関する新たな支援の流れが広がることを期待しています。