中央公論新社、2026年に創業140周年を迎える
中央公論新社が、2026年4月に創業140周年を迎えることを発表しました。これに伴い、様々な記念企画が用意されており、読者の期待が高まっています。ここでは、その一部をご紹介し、同社の歴史にも触れていきます。
140周年記念企画の詳細
1. 文芸誌『アンデル』の復刊
中央公論新社は、かつて130周年の際に発刊され、好評を博した文芸誌『アンデル』を再び復刊すると発表しました。この文芸誌は、原田ひ香の『三千円の使いかた』や、松田青子の『おばちゃんたちのいるところ』など、多くの話題作を生み出しました。2026年1月9日から月刊誌として再登場し、読者に新しい作品を提供することを目指します。
2. 『すごい古典入門シリーズ』の創刊
現代社会が直面する数々の問題に対して、古典の知恵が重要視されています。この新シリーズでは、専門家が古典を解説し、現代人が読みやすく理解できる形で提供します。ルソーの『社会契約論』や、ハンナ・アーレントの『人間の条件』などが早速ラインナップに加わります。
3. 中公新書の名著の改版
貝塚茂樹の『史記』や、阿部謹也の『刑吏の社会史』などの名著が改版され、電子書籍としても配信される予定です。これにより、古典的な作品が現代に再評価される機会を提供します。
4. 新装版の文庫作品
シリーズ累計で350万部を超える『デルフィニア戦記』や、100万部を突破した『怒り』『TUGUMI』『八日目の蟬』などが新装版として文庫化されることも発表されています。これらは多くのファンに支持されてきた作品であり、新しい形で再び手に取ることができる嬉しいニュースです。
5. 書簡集の刊行
谷崎潤一郎の新たな書簡集も刊行予定で、約3000通の書簡が収められます。この書簡集は、彼の文学的な活動をより深く理解するための貴重な資料となるでしょう。
6. プレゼントキャンペーン
読者への感謝を込めたプレゼントキャンペーンも実施予定です。ここでしか手に入らない特別なアイテムが用意される予定で、ますます多くの読者を魅了することが期待されています。
中央公論新社の歴史
中央公論新社は、1886年に創業され、翌年には雑誌『中央公論』を刊行しました。この雑誌は日本の言論界や文壇を牽引する重要なメディアの一つとなり、1916年には女性向けの『婦人公論』を創刊しました。戦後も数多くのベストセラーを生み出し、広範な出版活動を展開してきました。1999年に読売グループの一員となり、新たなスタートを切ったこの会社は、今日に至るまで多くの名著を世に送り出しています。
まとめ
中央公論新社の創業140周年を祝う今回の記念企画は、多くの読者に新しい文化的体験をもたらすことでしょう。古典から現代の名著に至るまで、様々なダイバーシティに富んだ企画が準備されており、この歴史的な節目において、同社の新しい一歩が期待されています。2026年の発表に乞うご期待です!