アキタフーズが新卒採用を促進するため駅看板を導入

アキタフーズが新卒採用に向けた新たな取り組み

株式会社アキタフーズ（本社：広島県福山市）は、就職活動を行う大学生を対象にした新たな採用活動を開始しました。これには、大学最寄り駅やキャンパス内に掲出される駅看板やサイネージが含まれており、同社の魅力を伝える重要な手段として期待されています。

アキタフーズは、毎年積極的に新卒採用を行っています。しかし、日本全体で少子高齢化が進展する中、母集団の形成は年々厳しくなってきました。そこで、同社は就活生の目に留まる広告を通じ、少しでも多くの学生に自社の魅力を伝えようという決断に至りました。

掲出場所としては、小田急線の本厚木駅と日大六会駅、また福山大学や広島修道大学など、多くの学生が利用する駅やキャンパスを選んでいます。この取り組みは2024年9月1日から開始される予定で、今後さらに掲出場所が増加する見込みです。

アキタフーズの社会的使命

アキタフーズは、「安全・安心なたまごづくり」を企業理念として掲げています。創業以来、独自の「完全直営一貫生産システム」を構築し、卵の生産過程を自社で管理。現在、消費者からは高い評価を受けており、まさに日本で唯一無二の存在となっています。

同社の代表取締役社長、秋田正吾氏は、「タマゴが食卓に並ぶ背景に、多くの人々が関与していることを知っていただきたい」と語ります。特に、様々な部署で働く社員の思いを届けるために、二次元の世界観を活用した広告制作にも力を入れています。

採用担当者のメッセージ

採用担当者はこう述べています。「私も3年前にアキタフーズに入社し、養鶏場での経験を経て人事部での新卒採用業務を行っています。朝食に並ぶ目玉焼きが、多くの人々の思いから成り立っていることを意識してほしいと思います。」

このメッセージには、自らの経験をもとに、就活生にアキタフーズで働くことの魅力を訴える思いが込められています。彼は、多くの就活生がこのメッセージに目を留めてくれることを期待していると付け加えました。

「きよらグルメ仕立て」の卵たち

アキタフーズが提供する卵「きよらグルメ仕立て」は、特許を持つ生産飼料や、地下500mからくみ上げた天然水、さらには富士山の清涼な空気など、三つの要素が組み合わさって生まれています。これは、エシェフたちからの高評価も得ており、その美味しさは折り紙つきです。

また、もう一つのブランド「たまみ」では、ハーブを活用した飼料技術を導入し、卵のコクと旨味を強化。これにより、家庭料理やスイーツに最適な卵を提供しています。

アキタフーズは、食の安全を最優先に、より多くの人々がその魅力を体験できるよう、今後も努力を続けていくことでしょう。この新たな取り組みがどのように展開され、どれだけの学生がこの会社に興味を持つのか注目が集まります。