2021年10月9日、保育業界を支援するための無料セミナーが開催されます。このセミナーの目的は、保育施設での新型コロナウイルス感染症対策に関する情報を提供し、現場で働く保育従事者の不安を少しでも和らげることです。
近年、新型コロナウイルス感染症は猛威を振るっており、特に第5波では子どもへの感染が顕著になってきました。都市部では保育施設でのクラスターが発生し、突然の休園が相次ぐ中、保育に関わるすべての人々が新たな挑戦に直面しています。こうした状況を鑑み、保育施設の職員や学生を対象に、実践的な感染防止対策を学ぶ場が必要とされているのです。
本セミナーのゲスト講師には、医療法人おひさま会の荒 隆紀医師を迎えます。彼は新潟大学を卒業後、多様な医療現場での経験を積み、現在は在宅医療を中心に活動しています。荒医師は、医療現場での実践的な知見を通じて、どのように感染症を防ぐか、そしてどのように子どもたちを守るために行動すべきかについての重要なインサイトを提供してくれることが期待されています。
セミナーの詳細
- - 対象者: 保育施設で勤務している方々(保育士、看護師、調理師、園長、施設長など)、また保育士を目指す学生
- - 日時: 2021年10月9日(土)10:00〜11:30
- - 費用: 無料
- - 参加方法: オンラインでの配信(Zoomウェビナー形式)にて開催されます。参加者の顔や声は共有されない形式です。
- - お申し込み: 参加希望者は、事前に指定のURLから登録が必要です。こちらからお申し込み
このセミナーでは、新型コロナウイルスの基本的な知識、感染経路、そして具体的な感染防止策を専門家の視点で解説します。特に、現場で実践できる対策についても触れ、保育士や関連職員が持つべき心構えについて、深く考察する機会ともなります。
また、セミナーのファシリテーターには青木一永先生が務めます。青木先生は、大阪総合保育大学の非常勤講師でもあり、全国で約70の保育施設の運営に携わりつつ、保育者の育成にも力を注いでいます。彼の教育的な観点からも、このセミナーは充実した内容となるでしょう。
このような厳しい時代にあって、保育施設で働く全ての方々が、より安全で安心な環境の中で子どもたちを育てるために役立つ知識を得られるこの機会をぜひご活用ください。