淺沼組の新プロジェクト
2021-04-01 11:30:11
持続可能な未来に向けた淺沼組の循環型プロジェクト「GOOD CYCLE PROJECT」始動
持続可能な未来を創る「GOOD CYCLE PROJECT」
株式会社淺沼組が、本年度4月1日より新たにスタートしたのが「GOOD CYCLE PROJECT」です。このプロジェクトは「人間にも地球にもよい循環」をテーマとしており、現代社会が抱える環境問題への真摯な取り組みがなされています。
環境への責任を果たす
淺沼組は1892年の創業以来、総合建設業として地元の信頼を築いてきました。現在、多くの企業が持続可能な事業運営を求められる中、同社も例外ではありません。SDGs(持続可能な開発目標)への取り組みは避けられない時代になっており、従来のビジネスモデルを見直し、新たな発想で経営を進める必要があります。そこで淺沼組は、環境に配慮した改革コンセプト『ReQuality』を掲げ、循環型社会の実現に向けた具体的な行動を打ち出しました。
この『ReQuality』の基本には、資源の循環を促進し、環境の改善を図るという二つの要素があります。淺沼組はまた、再利用可能な素材を活用することで、資源の無駄を減少させることにも取り組んでいます。
「GOOD CYCLE PROJECT」の4つのアクション
淺沼組のプロジェクトは、以下の4つのアクションから構成されています。
1. GOOD CYCLE PRODUCT:クラウドファンディングで販売される、名古屋支店のリニューアルで出た端材を使用した商品の開発。
2. GOOD CYCLE SERVICE:リニューアル事業において、安全性や持続可能性を考慮した建物の更新。
3. GOOD CYCLE BUILDING:名古屋支店の実際のリニューアルを通じた新しい資源の活用。
4. GOOD CYCLE TALK:オウンドメディアを通じた、持続可能性に関する情報発信。
特に注目なのは、「GOOD CYCLE PRODUCT」として始まるクラウドファンディングです。このプロジェクトでは、樹齢130年の吉野杉から作られた『ヨシノチップス』という香りのインテリアを提供し、部屋を自然の香りで満たします。この製品の収益は、淺沼組の創業地である奈良の森林保護活動に全額寄付されることになっています。
健康な環境を目指す
リニューアル事業において、淺沼組は「WELL認証」を目指しています。この認証は、建物の健康や快適性に関連した基準であり、名古屋支店はすでに予備認証を獲得しました。これにより、利用者にとってもより快適で健康的な環境を提供することが可能になります。
さらに、建設業界の中での新たな役割として、自然を取り入れたデザインが求められています。淺沼組は、自然素材を適切に使用し、環境配慮型の建築を推進することで、顧客に安心感を提供するとともに、持続可能な社会の実現に貢献します。
組織としての挑戦
このプロジェクトは、淺沼組内での若手社員たちの熱意によって推進されています。様々な部署の若手社員が集結し、共通の目標に向かって力を合わせているのです。これにより、各メンバーが様々な視点を持ち込み、より創造的で持続可能な解決策を生み出しています。
「GOOD CYCLE PROJECT」はESG経営の一環として、持続可能な建設業のあり方を模索し、多くの人々と環境に貢献することを目指します。この新しい試みが、建設業界における持続可能性の潮流を変えていくことを期待したいと思います。
まとめ
淺沼組の「GOOD CYCLE PROJECT」は、単なるプロジェクトの枠を超え、企業全体の理念としての持続可能性を深めていくものです。これまで多くの建物を設計・施工してきた同社が、今後も環境に優しい社会づくりに貢献し続けることを期待しています。
会社情報
- 会社名
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株式会社淺沼組
- 住所
- 大阪府大阪市浪速区湊町一丁目2番3号マルイト難波ビル
- 電話番号
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