敦賀ムゼウム、4周年特別イベント開催!
人道の港 敦賀ムゼウムは、2024年11月3日にリニューアルオープン4周年を迎え、特別なイベントを開催します。この日は入館料が無料となり、さまざまなアクティビティとともに、訪れる人々に特別な体験を提供します。
大学生による館内ガイド
当日は福井大学国際地域学部の実習生たちが館内をガイドします。彼らによる解説を聞きながら常設展示エリアを巡り、敦賀港の歴史や人道的支援について学ぶことができます。ガイドは10時30分からスタートしますので、ぜひお楽しみに!
先着100名にガチャガチャプレゼント
小学生以下の子どもたちには特別に、先着100名にがチャガチャを一度無料で体験するチャンスがあります。展示内容に関連した船やりんご、海のデザインのグッズが登場しますので、どんなアイテムが出るか楽しみです!
ポーランドのデザート「ポンチキ」販売
このイベントでは、敦賀高校創生部の生徒たちが地元ベーカリーとコラボしたポーランドのドーナツ「ポンチキ」を販売します。販売は10時からで、個数に限りがあるため、早めに来館することをお勧めします。館内での飲食は禁止されているため、購入後は館外でお楽しみください。また、ポーランドではおなじみの子ども用靴下も販売予定ですが、数とサイズは限られていますので、こちらもお見逃しなく!
企画展『ワルシャワ。灰の中から甦る不死鳥』
この特別な日からスタートする企画展では、ワルシャワが戦争の爪痕から蘇る様子をビジュアルで表現しています。過去に苦しんできた歴史を忘れず、ワルシャワの復興の姿を通じて、平和の大切さを考える機会を提供します。展示は2025年2月24日まで行われますので、ぜひ期間中に足をお運びください。
関連イベントの開催
さらに、敦賀の子どもたちとポーランドの子どもたちが共同で描くアートイベント「描くよろこびは国境を越えて」も予定されています。このプロジェクトでは、両国の子どもたちが大きな橋を描き、最後には完成した絵を展示します。また、著名なポーランド人監督ラドスワフ・ティシュキェヴィッチ氏による映画『遥かなる日本へ』の上映会も行われ、イベント後には監督とのトークショーも予定されています。これらのイベントは多くの学びの機会と多文化交流の場を提供することでしょう。
人道の港 敦賀ムゼウムについて
敦賀港は歴史的に見ても重要な役割を果たしてきました。特に、1920年代にはポーランド孤児、1940年代には「命のビザ」を持つユダヤ難民がここに上陸した唯一の港です。そのため、当館では彼らに手を差し伸べた人々の証言やエピソードを交えながら、敦賀港の歩みと平和の尊さを発信しています。
ぜひ、この記念すべき日に敦賀ムゼウムを訪れ、歴史や文化に思いを馳せてみてはいかがでしょうか。多くの方々のご来館をお待ちしております。
人道の港 敦賀ムゼウム
所在地:〒914-0072 福井県敦賀市金ケ崎町23-1
開館時間:9:00-17:00(最終入館は閉館30分前)
休館日:毎週水曜日(祝日の場合はその翌日)年末年始
入場料:大人500円、小学生以下300円(4歳未満・障害者手帳などお持ちの方は無料)
TEL:0770-37-1035