国立公園企画レポート
2024-11-19 16:32:48

国立公園オフィシャルパートナーシッププログラムの最新情報と意見交換会の開催レポート

国立公園オフィシャルパートナーシッププログラムの意義


環境省が主導する「国立公園満喫プロジェクト」は、日本の国立公園を世界水準で魅力的な観光地にすることを目的とした施策です。このプロジェクトでは、観光資源を最大限に活用し、国内外からの訪問者にとっての滞在環境を整備します。また、持続可能な発展を追求し、地域活性化を図る取り組みも展開しています。

特に、本プログラムでは企業との連携を強化しており、その一環である「国立公園オフィシャルパートナーシッププログラム」は2016年からスタートし、今年(2024年10月時点)には137の企業や団体が参加しています。このようなコラボレーションを通じて、国立公園の魅力を広く発信し、利用者を増やすことを目指しています。

第2回意見交換会の開催


2024年10月31日、国立公園オフィシャルパートナーとの第2回意見交換会が東京都内で開催されました。このイベントはハイブリッド形式で行われ、全国から多くの関係者が参加しました。開会にあたり、環境省の自然環境局 国立公園課の佐々木真二郎室長が挨拶を行い、国立公園オフィシャルパートナーに期待する役割について述べました。

ピッチイベントとグループトーク


会の中では、エクスポート・ジャパン株式会社や日産自動車など、5つのオフィシャルパートナー企業によるピッチイベントが行われました。各企業は国立公園の魅力をどのように発信し、活用しているかを説明し、自治体との連携事例を共有しました。

その後、グループトークでは、「脱炭素を意識した観光プラン」の提案や「閑散期の観光資源の活用法」、さらには「滞在時間を増やすための取り組み」など、切実な課題に対し積極的な意見交換が行われました。参加者からは、今後のパートナーシップの強化を求める声も上がり、さらなる交流の場の設置が期待されています。

今後の展望とオフィシャルパートナーシップへの参加方法


国立公園オフィシャルパートナーシッププログラムに参加したい企業は、環境省の「国立公園オフィシャルパートナーシッププログラム実施規約」を遵守し、提案書を提出する必要があります。提案内容が魅力を国際的に発信するものであるかどうか、また実現可能性があるかなどが審査基準となります。

この取り組みにより、参加企業は国立公園の魅力を広め、地域経済に貢献することが期待されています。

まとめ


環境省の「国立公園満喫プロジェクト」とそのパートナーシッププログラムは、国立公園を持続可能な観光地へと変える強力な施策です。企業と自治体が一丸となって取り組むことで、観光の活性化が期待されます。情報発信や自治体との連携の強化は今後の課題ですが、効果的な意見交換会を通じて新たな道を切り開いていくことでしょう。このプログラムに興味のある方々は、ぜひ公式ウェブサイトを訪れ、情報を収集してみてください。


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会社情報

会社名
環境省国立公園課国立公園利用推進室
住所
東京都千代田区霞が関1-2-2
電話番号
03-5521-8271

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