サーバーワークスが特許を取得した新サービス『Not A Chat』
株式会社サーバーワークスは、2024年6月に公式に提供開始予定の生成AI活用サービス「Not A Chat」で、新たに技術特許を獲得したことを発表しました。特許番号は第7553742号であり、この特許は「メールのスレッドを考慮したワンクリックで返信案を生成する機能」に関連しています。この画期的な機能により、ビジネスシーンでのコミュニケーションがより効率的になることが期待されています。
『Not A Chat』の特徴
「Not A Chat」は、従来の生成AIサービスとは一線を画す新しいアプローチを取り入れています。一般的なサービスがチャットを中心に設計されている中で、「Not A Chat」はクリック操作を主体としたインターフェースを採用。これにより、ユーザーは直感的に操作できるため、AIの活用における壁を低くしつつ、誰もが簡単に利用できる環境を提供します。
特にビジネス利用に適しており、ユーザーは生成したい内容について考える必要がほとんどなく、必要なアクションをクリックするだけで済むのです。これが「どのようにしてAIを活用すればよいかわからない」「プロンプトを考えるのが面倒」といった従来の課題を解決する助けとなるでしょう。
技術特許取得の意義
サーバーワークスは、特に「メールのスレッドを考慮してワンクリックでの返信案生成」という機能が特許のポイントだと強調しています。この機能により、メールのやりとりがよりスムーズになり、業務効率が大幅にアップする可能性があります。
さらには、今後「Not A Chat」は、他のSaaSへの展開や、Google Chrome以外のブラウザへの対応、さらにはRetrieval-Augmented Generation技術を活用した独自データベースによる回答機能の追加など、機能拡張も計画されています。これからの進展にも注目です。
アーリーアクセスユーザー企業の募集
サーバーワークスでは、「Not A Chat」の正式リリースに先駆けて、アーリーアクセスユーザー企業を募集中です。法人企業は無料でこの新サービスを体験できるチャンスです。興味がある企業は、専用のWebページから申し込むことができます。
サーバーワークスの概要
サーバーワークスは、2008年に設立され、AWS専業のクラウドインテグレーターとして成長を続けています。現在までに1340社以上、21800プロジェクトを超えるAWSの導入実績を持ち、最上位の「AWS プレミアティアサービスパートナー」に認定されています。これからもクラウド運用の最適化やビジネス環境の向上に貢献し続けることでしょう。
新しい時代のビジネスコミュニケーションを切り開く「Not A Chat」、その詳細は公式Webサイトで確認してみてください。