岡山大学が新たに始めた製品開発プログラム
国立大学法人岡山大学と萩原工業株式会社が協力し、学生を対象にした実践的な製品開発プログラム「KIBINOVE×HAGIHARA 共創PoCプログラム2026」がスタートしました。このプログラムは、参加学生が自らの「これがほしい!」という思いを出発点に、萩原工業の先進的な技術を活用した新製品の企画や試作を行うことを目的としています。
プログラムの特徴と目的
このプログラムのコンセプトは「ハミダセ アミダセ。」であり、参加学生は7回にわたるセッションを通じてアイデア形成から実現までのプロセスを経験します。初回のセッションは2026年5月20日に岡山大学津島キャンパス内の共創イノベーションラボ(KIBINOVE)で行われ、12人の学生が集まり、自分が心から望む製品について話し合いました。
テーマは「それぞれの“ほしい”を深掘りし、コンセプトの種を見つける」であり、学生たちは自身のアイデアを持ち寄り、活発なブレインストーミングを行いました。その中でも特に注目されたのは、防災関連製品やアウトドアグッズ、日常生活で役立つ収納用品など、学生ならではの新鮮な視点から生まれたアイデアの数々です。
新たなアイデアの具現化
アイデアの背景には、学生自身が抱える日常的な課題やニーズがあることを理解し、萩原工業の社員がそのニーズを深堀りするサポートをしました。各チームは暫定的なコンセプトをまとめ、次のステップへ進む準備を整えました。
プログラムは続いて、特別回として実施された第2回のセッションでは、萩原工業の工場見学が行われました。ここでは、普段見ることのできない製品製造の現場に触れ、ブルーシートやメッシュ製品の生産工程を体感することで、学生たちの発想はさらなる刺激を受けました。この体験を通じて、具体的な技術や素材情報がアイデアの再構築に繋がり、机上の空論ではない実現可能な案へと進展しました。
今後の展開
次の段階では、学生たちによる中間発表が控えており、ここで各チームは具体的なPoC(概念実証)案に絞り込み、萩原工業からのフィードバックを基にプランをブラッシュアップします。これからの展開には、学生たちの斬新なアイデアがどのように形を変えていくのか、多くの期待が寄せられています。
岡山大学と萩原工業は、地域に根ざした研究や教育を通じて革新を追求しています。この共創の取り組みにより、社会に役立つ新しい製品が誕生することを期待しています。さらなる進展があり次第、引き続き情報を発信していきます。