フィリピンバナナツアー
2024-08-23 14:56:44

フィリピンのバナナ産地を訪れ、新たな農業を学ぶツアー開催

フィリピンの魅力的なバナナ産地を訪れよう



身近な果物であるバナナの生産地を訪問する特別なツアーが、特定非営利活動法人APLAの主催で行われます。このツアーは、8月25日から9月1日までの約1週間にわたり、フィリピン・ミンダナオ島のレイクセブ地域を訪れるものです。旅の目的は、バナナの収穫体験や生産者との交流を通じて、バナナがどのように育ち、私たちの食卓に届くのかを体感することです。

ツアーの概要



今回のツアーには、日本から12名が参加予定です。参加者は、バランゴンバナナの栽培者とのホームステイを通じて、彼らの暮らしや文化に触れる機会を持ちます。また、農場での収穫体験や、バナナの廃棄物問題に対するワークショップも行われる予定です。特に、規格外として廃棄されがちな「リジェクトバナナ」をどう活用するかを考える機会は、教育的な意義も大きいでしょう。さらに、訪問先には大手企業が運営するバナナプランテーションも含まれています。

美しい風景の中での学び



旅の舞台となるレイクセブ地域は、ティボリ族やオボ族など先住民族が多く住む地域でもあります。標高が高く、涼しい気候に恵まれ、美しい湖畔風景が広がるこの場所では、かつては焼畑や狩猟などで生計を立てていました。しかし、環境の変化に伴い新たな生計手段を模索した結果、2007年から民衆交易を通じたバナナの出荷を開始しました。これにより、地域に安定した収入がもたらされ、先祖から受け継がれた土地や文化が守られるようになったのです。

バナナの物語を絵本に



APLAでは、バランゴンバナナをテーマにした絵本の制作にも取り組んでいます。この絵本は、農薬を使わないバナナの栽培法や、バナナがフィリピンから日本に届くまでの過程、廃棄されるバナナの存在を子どもたちに伝えることを目的としています。現在、資金調達のためのクラウドファンディングも行われており、プロジェクトは多くの人々の支持を受けています。

クラウドファンディングの成功を目指して



これまでに、120人以上の支援者から115万円を超える支援が集まっており、目標金額250万円に向けた呼びかけが続けられています。ツアーの間にも、産地からの様子をライブ配信しながらクラウドファンディングの呼びかけも行う予定です。詳細は「ぽこぽこバナナプロジェクト」のInstagramで発信されます。

APLAとぽこぽこバナナプロジェクト



APLAは、フィリピン・ネグロス島で20年以上にわたり自立支援を行ってきた経験を背景に、2008年に設立されました。民衆交易を推進する株式会社オルター・トレード・ジャパンと協働し、現地の人々と直接繋がる活動を展開しています。ぽこぽこバナナプロジェクトでは、規格外のバナナを効果的に活用するためさまざまな取り組みを行っています。詳細は、公式ウェブサイトやInstagramを通じて確認できます。

この特別なツアーに参加して、バナナの背後にあるストーリーと、地元の人々の暮らしを学びながら、自分自身ができるフードロスの問題へのアプローチを考えてみませんか。興味のある方は、APLAの公式サイトで今すぐ応募してください。


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会社情報

会社名
特定非営利活動法人APLA
住所
東京都新宿区大久保2-4-15サンライズ新宿3F
電話番号
03-5273-8160

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