EC業界を支えるニュースリリース代行サービス『PR ECHOES』がスタート

最近、EC業界では、オンラインショップを運営する企業の数が増加していますが、その一方で多くの事業者が商品の広報を十分に行うことができないという課題を抱えています。この背景には、「社内でのリソース不足」や「外部のPR代理店を利用するにはコストがかかり過ぎる」といった事情があります。

そこで、Third Door合同会社が3月26日にスタートさせたのが、EC業界専用のニュースリリース作成・配信代行サービス『PR ECHOES（ピーアールエコーズ）』です。このサービスは、ECサイト向けに準備されたテキストや画像をもとに、迅速かつ効果的にニュースリリースを生成し、的確な配信先に届けることを目的としています。

『PR ECHOES』の最大の特徴は、業者が持つ様々なデータや素材をヒアリングしながら、短時間でニュースリリースを作成できる点です。手間がかからず、煩雑な業務を外注できるため、担当者は本来の業務に専念できるのが魅力です。また、緊急のリリース作成に対応し、申込みからわずか2営業日で第一稿を得られるのも、大きなメリットです。

さらに、価格面でも競争力があります。EC業界に特化しているため、必要以上の機能やサービスを排除し、コストを抑えることができています。これにより、より多くの中小企業が質の高いPRを実現できるようサポートすることが可能となりました。

具体的に『PR ECHOES』が対象とする情報には、新製品の紹介やキャンペーンの告知、新店舗開設などがあります。今後、サービスの対象範囲がさらに拡大していく予定です。

また、同社は千葉県野田市に本社を構え、2019年に設立されたばかりの新しい企業です。代表の遠部邦行氏は、ECビジネスが進化する中で中小企業が抱える広報の悩みを解決することに強い意欲を示しています。

『PR ECHOES』は、限られたリソースの中でPR活動を行わなければならない多くのEC事業者に対し、質の高い広報活動を低価格で実現する新たな選択肢を提供するものとして、期待が寄せられています。これからの広報戦略にこのサービスを取り入れ、効果的な広報を展開していく事業者が増えることを期待したいです。