2024年のコスメトレンド、新たな波が到来する予感
2024年7月版の「@cosmeのトレンドの芽」が発表され、日本のコスメ市場に新たな兆しが見えてきています。株式会社アイスタイルが展開する「@cosme」は、日本最大のコスメ・美容総合サイトで、特に20代から30代の女性に支持されているサービスです。その影響力の裏には、34万点以上のコスメデータベースと20年の運営歴があり、2023年12月には累計2,000万件のクチコミを突破した実績があります。
トレンドの芽を探る
「@cosmeのトレンドの芽」では、実際のクチコミから見えるトレンドを毎月分析し、今注目すべきワードを紹介しています。最近では、初めて登場した言葉や出現率が急上昇したトレンドワードがピックアップされ、いまだ大きな数値ではないものの、今後の動向に影響を与える可能性があります。
注目のトピックス
1.
成分への関心が高まる
自然で健康的な肌を求める傾向が続いており、スキンケアでは「健康肌」というポジティブな言葉が増えています。特に、カナダのヴィーガンスキンケアブランド「The Ordinary」が日本に初上陸し、クチコミでも話題になっています。ユーザーが求めるのは、トラブルのないナチュラルな肌。
2.
父の日のコスメ需要が増加
コスメを贈ることが父の日の新たなトレンドに。父と子でシェアできるアイテムが人気を博しており、男性が自分のスキンケアを意識する時代がやってきたようです。
3.
ミニサイズコスメの人気
試用体験ができるミニサイズコスメが注目されています。特にメゾン マルジェラの香水セットやコスメデコルテのフェイスパウダーが話題で、気軽に試せる点が好評です。
4.
「うさぎピンク」のブーム
リップメイクでは、「うさぎの舌のようなピンク」がトレンドに。オペラの新作「グロウリップティント」の限定色も注目を集めており、顔全体に血色感を求める潮流が続いています。
5.
クール系アイテムの急成長
夏の本格的な暑さに向けて、クール系アイテムのニーズが増加。クチコミ分析からは、持続的なクール感や香りへの評価が多く、多様化が進んでいます。
6.
ご自愛ルーティンの話題
コロナ禍における「ご自愛」の概念は今もなお継続しており、女性たちの間で自分を労わるルーティンが浸透しています。
ベースメイクアイテム売り上げランキング
さらに、@cosme TOKYOや@cosme STOREでのベースメイクアイテムのランキングも注目です。猛暑や湿気に耐えられるアイテムが求められており、パウダー系アイテムの人気が急上昇。昨年よりもメイクのトレンドが変わり、より多くの人がファンデーションを使用する傾向が見られます。
これからのコスメトレンドをリードする「@cosmeのトレンドの芽」の情報は、今後の選ぶべきアイテムや新しい試みに影響を与えるでしょう。新しいトレンドをチェックして、自分に合ったコスメを見つけてください。