深谷こども国際まつりが過去最大規模で開催 3000個の風船打ち上げ体験も

第22回深谷こども国際まつりが開催される

今年で22回目を迎える「深谷こども国際まつり」は、過去最大規模での開催が予定されています。このイベントは、先代の統括園長が高校時代の留学経験から発想したもので、「言葉が通じなくても気持ちは通じ合える」という理念のもと、世界各国から子どもたちを招き、国際交流を図ることが目的です。今年は、運営する保育園の創立70周年を祝う形で、一層の規模拡大が見込まれています。

多国籍な参加者たちの来日

今年は、韓国のセッピョル幼稚園とグアムのSt Paul Christian Schoolからの子どもたちが来日します。また、韓国で50年の歴史を誇り、世界合唱オリンピックで金メダルを受賞したNUBES児童合唱団も参加。そのため、内容もますます多様化しています。イベント当日は、両国の児童たちが異なる文化のお遊戯を披露し、地元の年長さんたちとの協演も予定されています。さらに、特別に作られた友好曲も初お披露目される予定で、YouTubeやiTunesでも配信予定とされています。フィナーレには、参加する約200名がステージ上で一緒に歌い、交流を深める瞬間を楽しむことができます。

地元の味も楽しめるグルメブース

また、今年は初の試みとして、多国籍料理を提供する飲食ブースが地元の飲食店と連携し出店します。ペルー料理やガパオライスなど、他国の美味しい料理を味わえる貴重な機会です。特設ステージでは、秩父市出身のシンガーソングライター・三上隼さんの特別ライブも行われ、地域の文化と食を融合させた素晴らしい体験が待っています。

伝統遊びや風船打ち上げ

さらに、日本の伝統的な遊びを楽しむコーナーも設けられ、竹馬やベーゴマ、折り紙などを体験できる予定です。さらに、10年後の自分へのメッセージを込めたタイムカプセルを埋める活動も行います。イベントの最後には、「夢風船」として知られる約3000個の花の種が入った風船が青空に放たれ、参加者全員がその光景を楽しむことができます。