トヨタ自動車とアーバンリサーチが示すサステナビリティの未来
異業種コラボレーションが進化を遂げる中、トヨタ自動車とアーバンリサーチ、そして豊島株式会社が共同で開催するサステナブルファッションセミナーが、2025年1月21日にZoomウェビナーで行われることが発表された。このセミナーは「お客様とともに資源の循環にJOINしよう!」をテーマに、アップサイクル事例とサーキュラーエコノミーに焦点を当てる。
サステナブルファッションセミナーの目的
豊島株式会社は2021年から、ファッション業界におけるサステナビリティの推進と啓発を目的としたセミナーを開催している。この第6回目となるセミナーでは、特に環境問題に関心のある方々や業界関係者に向け、トヨタ自動車の新事業企画部から中村慶至氏、そしてアーバンリサーチの執行役員・萩原直樹氏が登壇し、その取り組みや効果について語る。
セッション1では、「トヨタアップサイクルプロジェクト」についてトヨタの新事業企画部が、自社の製造過程で発生した廃棄物をどのようにアップサイクルするか、その具体的な取り組みを紹介する。続くセッション2では、安居昭博氏を招き、サーキュラーエコノミーの国際的な最新事例を紹介し、日本における今後の取り組みについてのクロストークが展開される。
講師陣のプロフィール
中村慶至氏は、神戸大学出身で、トヨタ自動車での経験を経て新事業企画部に赴任。彼はアップサイクルプロジェクトのオーナーとして、新たな取り組みを推進している。一方、萩原直樹氏は、アーバンリサーチにおいてSDR(サステナビリティ推進)部長を兼務し、企業の社会的責任を踏まえた事業展開に取り組んでいる。
安居昭博氏は、サーキュラーエコノミーの専門家であり、さまざまな企業と連携して新たなビジネスモデルの開発に貢献している。彼は「サーキュラーエコノミー実践」という著書の著者であり、環境を考慮したビジネスの重要性を強調している。
オンライン参加でのメリット
セミナーはZoomウェビナー形式で配信されるため、自宅から手軽に参加することができる。事前申し込みをした視聴者は、誰でもこの貴重なセッションにアクセスでき、異業種連携による環境保護の具体的な事例を学ぶ貴重な機会となる。特に、サステナブルなライフスタイルに興味がある方や、ファッション業界における環境問題に関心のある方々にとって、大変有意義な内容が期待される。
参加方法と詳細情報
セミナーは、2025年1月21日(火)の10:30から11:30まで開催され、参加希望者は専用の申し込みページから事前に登録が必要だ。参加は関係者およびメディアに限られるため、一般の方はオンライン参加の形で、サステナビリティにおける異業種連携の重要性について学びながら最新情報を得るチャンスを逃さないようにしたい。
このような取り組みを通じて、環境問題に貢献しつつ、持続可能な社会の実現に向けた小さな一歩を共に踏み出せることを期待したい。