第12回タップアワードの開催について
宿泊業界の発展を目的に、株式会社タップが2008年から実施している「タップアワード」が今年も開催されます。この賞は、宿泊施設に関する優れたアイディアや事例を評価し、業界の成長に寄与することを目指しています。
今回、第12回を迎えるタップアワードは特に注目のイベントです。2024年に開催予定の東京オリンピック・パラリンピックが迫り、政府は訪日外国人旅行者を4000万人に引き上げる目標を掲げています。このような背景の中で、旅行者が宿泊施設を利用する際により快適で便利な体験を提供するためのアイデアや提言を広く集めています。
賞金の詳細や応募方法
「タップアワード」では、総額50万円の賞金が用意されており、特に学生が提出した論文に対しては20万円の学生賞も設けられています。参加を希望する方は、事前にエントリーが必要です。このエントリー期間は6月1日から始まりますので、興味のある方はお見逃しなく!詳細な情報や過去の受賞論文などは、タップの公式サイトで確認できます。
タップ公式サイト
過去の受賞論文
前回のタップアワードでは、ANAインターコンチネンタルホテル東京の渡辺泰輔氏が最優秀賞を受賞しました。その論文では、宿泊施設におけるデジタル化の重要性や、デジタルを推進するための組織作りについて言及しています。また、学生賞は中央大学の中山裕太氏が受賞し、SDGs時代における価値創造型CSRホテル経営について論じました。
過去の受賞論文に興味のある方は、こちらもウェブサイトで確認できます。
過去の受賞論文
選考委員について
選考委員には宿泊施設関連協会の最高顧問藤野公孝氏を始め、立教大学観光研究所の玉井和博氏や株式会社二期リゾートの北山ひとみ氏など、多方面で活躍する専門家たちが名を連ねています。彼らは、宿泊施設の持続的な発展を図るためにしっかりとした審査を行います。
タップの取組みについて
タップは1985年に設立以来、宿泊施設向けの数々のシステムを開発・提供してきました。全国で900以上の施設に導入された実績があり、これまでのノウハウを駆使したトータルシステム構築がお客様から高く評価されています。
また、宿泊施設関連協会(JARC)への積極的な関与や教育機関での講義を通じて観光業全体の発展にも寄与しています。今後もホテル・旅館業界の未来を見据えたサービス提供を続けていくことでしょう。
結論
このように、タップアワードは宿泊業界の未来を考える上で非常に重要なイベントです。新しいアイデアや革新的な提言を通して、業界の発展に寄与したい方は、ぜひエントリーし、あなたの声を届けてください。