京都駅ビルに新たなアート拠点が誕生！KYOTO STATION GALLERYグランドオープン

新たなアートの拠点「KYOTO STATION GALLERY」

2024年10月13日、京都駅ビルに「KYOTO STATION GALLERY」がグランドオープンします。運営を行うのは株式会社IDEABLE WORKSで、同社は『アートと社会をより良く結びつけ、誰もが表現できる社会をつくる』ことをミッションとして掲げています。この新しいギャラリーは、デジタルとリアルを融合した新しい形のミュージアムプラットフォーム「HACKK TAG」を活用し、アートの力で人々の心をつなぐことを目指しています。

ギャラリーの重要なポイント

このギャラリーの場所は京都駅ビル7階、東広場通路に位置しています。京都駅は1日あたり約60万人が行き交うという大変賑わった場所であり、この交通の中心地から多くのアーティストが育ち、作品が広がることを期待されています。開館時間は10:00から23:00までと、利用者にとっても利用しやすい時間設定がされています。最先端のデジタルファサードを兼ね備えた空間で、アート作品が多様な表現を通じて観客と出会うことができるような仕組みが整っています。

グランドオープンイベント

グランドオープンの際には、アート作品を一般公募し、選ばれた約40作品を展示するセレクション展を開催予定です。この展示は、10月13日から12月13日までの2ヶ月間、実施されることになります。特に注目なのは、『京都駅ビル秋のKIDS DAY 2024』に連動したアート制作体験が行われる点です。このイベントでは、子どもたちにアートを自由に体験してもらう企画が用意されており、彼らの作品が展示されることで、新たな才能を発見する機会ともなります。

参加方法と特色

アート作品の公募は、2024年の9月10日から30日までの間に行われ、応募者は国籍や年齢を問わず参加できます。選考結果は10月7日に通知され、選ばれた作品はデジタル額縁「2.5GALLERY」で配信展示されます。また、応募者には事務手数料として16,500円（税込）がかかりますが、原画がデジタルデータでない場合には、高精細アートスキャンサービスも提供されます。

KIDS DAYイベントの魅力

また、「KIDS DAY」に関連するアート制作体験は、参加者に自由な発想で創造する喜びを提供します。未就学児から小学生まで参加できるこのワークショップでは、絵の具を使った多彩な技法が紹介されます。作品が展示されることもあり、参加した子どもたちは自分の作品を他の人に見せることで、アートの楽しさを実感することができます。

HACKK TAGの役割

「HACKK TAG」は、プロからアマチュアまでのアーティストに向けて、表現する機会を提供するデジタルミュージアムプラットフォームです。本ギャラリーでの展示は、アート作品をより多くの人々に届ける新しい方法として、今後のアートシーンに影響を与えることでしょう。

この新しいギャラリーが、京都のアートシーンをどのように変えていくのか、今から楽しみです。