FabCafe KLリニューアル
2024-10-28 13:59:57

マレーシアのFabCafe KLが新たな創造の拠点としてリニューアルオープン

FabCafe KLがプタリン・ジャヤにてリニューアルオープン



2024年10月21日、マレーシアのFabCafe Kuala Lumpur(以下、FabCafe KL)は、観光名所として注目を集めるプタリン・ジャヤに新たに拠点を移してリニューアルオープンしました。この新しいクリエイティブなハブは、イノベーションとコラボレーションを促進する場として進化を遂げました。

FabCafe KLの前身である「FabSpace」は、2016年にISETAN The Japan Store内に設立されました。当初は、レーザーカッターや3Dプリンターといったデジタルファブリケーションツールが用意され、クリエイターたちのアイデアを形にするための拠点となっていました。2019年には、カフェ機能を加え、世界11拠点目のFabCafeとして再スタートしたことで、より多くのクリエイティブな活動を支援する場へと進化しました。

新しいスペースでの展開


新たなFabCafe KLは、約280m²の広さを誇り、より多彩な創作活動に対応するための設備が整っています。1階にはカフェスペースの他に、ワークショップや大型制作が可能なスペース、カスタマイズ可能なリテールゾーンが設けられています。これは、来場者が自由に創作を楽しめるよう工夫された設計です。

また、2階には地元アーティストの作品を展示するアートギャラリーや、コミュニティ交流を促進するためのスペースも新設されています。これにより、FabCafe KLは多様なカルチャーとクリエイティビティの融合に重きを置き、イノベーションを加速させる環境を整えています。

世界とつながるクリエイティブな拠点


FabCafe KLは、グローバルネットワークを活用して各国のFabCafeとの連携を強化し、さらに広がりを持つプロジェクトを展開していく計画です。多様なアーティストやクリエイターたちが集まることで、マレーシアのクリエイティブシーンをリードし、さらなる発展を目指します。

カフェとファブエリアの充実


1階のカフェスペースでは、ドリンクに加え、ペストリーやコンフォートフードが楽しめます。リラックスしながら創造的なひとときを楽しむことができ、仕事の合間にもぴったりです。

ファブエリアには、最新のデジタル製作ツールが取り揃えられており、セミナーやワークショップを通じて自分のアイデアを実現することができます。利用者は「WDIFY」と呼ばれるスタッフによる製作サービス、または自分で作業を行う「DIY」によって、自由にクリエイティブな体験ができます。ただし、DIY利用者は事前に導入クラスを受講する必要があります。これにより、安全性とスキル向上を図ります。

地域アートへの支援とプロジェクト


新設されたアートギャラリーは地域のアーティストにスポットライトを当て、彼らの才能を展示するプラットフォームを提供します。また、定期的にワークショップやミートアップイベントを開催し、さまざまなバックグラウンドを持つクリエイターたちが交流できる場を作っています。

設立者のイグナティウス・アンディ・ペルマディ氏とグウィネス・ジョン氏は、新たなスペースでの創造的な活動に胸を躍らせ、地域コミュニティとの結びつきが生まれる場となることを期待しています。

FabCafeの未来


FabCafeは2012年に東京・渋谷で始まり、現在では世界中に拠点を展開しています。この新たに生まれ変わったFabCafe KLは、その進化を体現する事例として、自身のクリエイティブシーンに新しい風を吹き込むことでしょう。最新の技術とアートが交差するこの場所は、今後も多くの人々に刺激とインスピレーションを提供し続けるでしょう。


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会社情報

会社名
株式会社ロフトワーク
住所
東京都渋谷区道玄坂1-22-7道玄坂ピア9F
電話番号
03-5459-5123

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