クラウドで進化するデータ保護
近年、多くの企業がデータ管理の手法をオンプレミスからクラウドへとシフトしています。この流れに伴い、企業のデータ保護の重要性がますます高まってきています。しかし、クラウドサービスを利用することが即座に安全性を意味するわけではなく、ここで注意が必要なのがデータのバックアップ体制です。
クラウドの過信が招くリスク
職場で「クラウドなら大丈夫」という安心感が蔓延していますが、実際には予期せぬトラブルやデータ消失のリスクが潜んでいます。特に、ランサムウェアの脅威が増す中で、企業はデータ保護対策を見直す必要があります。このような背景から、株式会社アクトがOpenText社の提供する「Core Cloud-to-Cloud Backup(C2CB)」の取り扱いを開始したのです。
OpenText C2CBの機能
「OpenText C2CB」は、Microsoft 365やGoogle Workspaceを含む主要なクラウドサービスからデータを自動的にバックアップすることができます。万が一データが消失した場合でも、迅速に復元が可能です。これにより、企業は常に安心してクラウドサービスを利用できるようになります。
1. 一元管理による効率化
このサービスの特徴のひとつは、複数のクラウドサービスに保存されたデータを一元的に管理できる点です。Microsoft 365、Salesforce、Boxなど、異なるプラットフォームからのデータを、1つの管理画面から自動でバックアップ・復元が行えます。これにより、運用コストを大幅に削減でき、IT担当者の負担も軽減されます。
2. 万全なセキュリティで迅速復旧
特に注目したいのが、ランサムウェアや誤操作からの迅速な復旧機能です。「OpenText C2CB」はエアギャップ方式を採用し、バックアップデータへの感染を防ぐ仕組みを持っています。この方式により、必要な時に任意の時点のデータを安全に復元することが可能です。
3. 無制限のストレージ
さらに、OpenText C2CBはストレージ容量やデータ保持期間に制限がなく、大容量データのバックアップも柔軟に行えます。これは、法的コンプライアンスや事業の継続性を確保する上でも大きな利点です。
企業としての役割
株式会社アクトは、IT化が進行する社会において、時代に適した最適なITソリューションを提供し続けてきました。今後も、企業のニーズに応えて進化を続けていきます。時代の変化に強い、便利で安全な社会の実現に向けて、アクトは技術革新を伴ったサービスを展開していく所存です。
詳しくは、
アクトの公式サイトをご覧ください。