新たなランドマークが完成
JR垂水駅前商店街に位置する約0.7haの土地にて進められていた『垂水中央東地区第一種市街地再開発事業』が、2023年10月に無事竣工を迎えました。本プロジェクトは、災害に強いまちづくりを目的に、商業施設や居住空間の整備を行い、地域の活性化を図るものです。
開発の背景と進捗
本再開発は、2010年6月に準備組合が設立され、以降数回にわたって都市計画の決定や組合の設立認可を受けながら進行してきました。2022年9月には権利変換計画が認可され、翌年の2023年に着工。ついに2026年4月に竣工を迎えるという長い道のりを経てこの日に至りました。
施設の概要
本事業には二つの主な施設が含まれています。まず、地上32階建てのマンション「プラウドタワー神戸垂水」では、全315戸の住宅が供給されます。この分譲マンションは、276戸の住戸があり、垂水駅前の新たなランドマークとして特徴づけられています。また、免震構造が採用されており、安心・安全な住まいを提供します。周囲の自然植生にも配慮したデザインが施され、高さ5.5~10mの高木を周囲に植えることで、潤いのある街づくりを目指しています。
次に、商業施設「Miruta(ミルタ)」があります。1階部分には約20の小売店や飲食店が集まり、地域住民にとって便利な日常使いの店舗を目指しています。「Miruta」という名称は、地域名「垂水」を逆さに読んだもので、親しみやすさと分かりやすさを表現しています。こちらの商業施設は2026年度内に順次オープンする計画です。
竣工披露会の様子
7月3日には、竣工披露会が現地で行われ、約70名の関係者が集い、新たな開発の完成を祝いました。垂水中央東地区市街地再開発組合の理事長、井澤順三氏は、「本プロジェクトは、地域の賑わいを創出し、最新の免震構造によって安全性を高め、多世代のコミュニティ活性化を図ることを目指している。これからの垂水駅前の新たな象徴になることを期待している」と挨拶されました。
垂水の未来図
本事業は、神戸市が策定した「リノベーション・神戸」の一環としても位置づけられています。このプロジェクトによって、地域の生活の質やまちの魅力が高まることで、人口の誘引や都市ブランド向上につながることが期待されています。これからの垂水駅周辺が一層魅力的な場所へと生まれ変わることを多くの人々が楽しみにしています。
「垂水中央東地区第一種市街地再開発事業」は、地域の未来に向けた新しい挑戦として、今後の発展を見守っていきたいところです。