東大発AIスタートアップAlmondoがビジネスシーン向け新サービス開始。

東大発のAIスタートアップ、Almondoが新たなサービス展開

東大発のAIスタートアップ、Almondoが最新のAI技術に基づくビジネス支援サービスを開始しました。販売業務やカスタマーサポートなど、多様なビジネスシーンでの実践的な活用を目的としています。この新サービスは、特にChatGPTなどの大規模言語モデル（LLM）を効率的に活用するためのコンサルティングやPoC（概念実証）サービスの提供を中心に展開されます。

1. サービス開始の背景

これまでAlmondoは、大手上場企業を中心に他の対話型AIの導入支援を行ってきました。具体的には、販売やカスタマーサポートにおける購買促進やコスト削減を目指し、情報検索機能の高度化に取り組んできました。プロジェクトを進める中で、多くの企業から「ChatGPTに関心があるが、具体的にどう活用すれば良いか」という声が寄せられました。それに応える形で、AIの研究開発とUI・UX設計のノウハウを活用し、パートナー企業の成長を後押しするサービスを提供していきます。

2. Almondoならではの提供価値

多様なパートナー企業との連携

Almondoは、数十社のパートナー企業との協力によって、実績を積んできました。企業からは「意図しない誤った情報が出力されるのではないか」「まず何を始めるべきか」「必要なデータ量はどのくらいか」といった質問が寄せられます。これらの懸念に対して、丁寧に解答しながら、AI導入の具体的な取り組みを支援します。

卓越した研究開発力

Almondoのメンバーは、AI実装の豊富な経験を持ち、誤った情報生成（Hallucination）を抑制する技術の調査や実装のノウハウを有しています。専門的な知識を元に、最新の論文や技術動向を調査し、迅速に実装へと結びつけることができます。

AIを意識したUI・UXの設計力

多彩なWebやアプリ開発の経験を持つメンバーが揃い、最先端のAI技術を実用に落とし込む支援が行えます。「具体的にAIがどのように機能するか」を考える企業に対して、Almondoの過去の事例をもとに、AI導入の具体像を描くサポートも行っています。

3. 提案する活用事例

問い合わせ業務への応用

Almondoが考慮している活用例の一つは、社内外の問い合わせ業務におけるAIの実装です。ユーザーが簡潔な質問をすると、商品カタログや問い合わせ履歴のデータを基に、的確な回答を生成するAIの開発が進められています。

販売や相談業務での提案機能

AIを活用した販売や相談業務では、ユーザーとの対話を通じて意向を汲み取り、提案や推薦を行うAIの設計が可能です。実際の対話を通じて、ユーザーのニーズに合ったサービス提供が期待されます。

現場業務での効率化

ブルーカラー業務では、パソコンやスマホを使わず音声でAIと対話し、作業効率を向上させる事例が考案されています。このような技術により、現場での業務プロセスが大幅に改善されることが期待されています。

4. 企業紹介

Almondoは、松尾研究所で培ったAI開発の経験をもとに、技術者たちが集結したスタートアップです。ChatGPTの進展により、AI技術がより身近なものとなった今、大手企業をはじめとする100社以上との関わりを持ち、「テクノロジーで、人の力や想いを解き放つ」というミッションを掲げ、法人向けにAIソリューションを提供しています。

詳細については、公式ウェブサイトAlmondo公式サイトをご覧ください。また、お問い合わせはメール([email protected])でお気軽にどうぞ。