新たなサイバーセキュリティ対策製品“Cyber Security Guardian”
ICT LINKは、サイバー攻撃に対抗する新しいセキュリティ対策製品「Cyber Security Guardian(CSG)」の販売を開始しました。この製品は、従来のセキュリティ対策の限界を克服し、TLS(SSL)で暗号化された通信もリアルタイムで監視し、悪意のある通信を自動的に遮断する機能を備えています。
開発の背景
近年、HTTPSによる常時SSL暗号化通信が一般的となり、その結果、サイバー攻撃が新たな手口で行われるようになりました。これに伴い、従来のセキュリティ対策がもろくも崩れ、単にドメイン名を基にした監視では効果が薄くなってきています。ICT LINKは、三井物産セキュアディレクション株式会社(MBSD)からの技術提供を受け、より効果的にSSL暗号化通信の復号化を行い、攻撃を未然に防ぐためにCSGを開発しました。]
この製品は、特に中小企業にも導入しやすいことを目的としており、従来の高額な製品と比較しても安価でありながら、同等以上のセキュリティ機能を提供します。
CSGの主な特徴
Cyber Security Guardianは、複数の脅威に対処するために設計されています。従来のファイヤーウォールやアンチウイルスソフトではブロックできなかった「標的型攻撃」や「なりすましメール」にも対応。こうした攻撃が企業の機密情報や個人情報を狙う中、CSGは「出口対策」として重要な役割を果たします。
具体的には、ユーザーが悪意のあるリンクを誤ってクリックした場合でも、リアルタイムで膨大な脅威情報と照合し、即座に通信を遮断します。さらに、マルウェアに感染した際も、外部への情報漏洩を防ぐためにC&Cサーバとの通信を遮断することが可能です。
管理機能
CSGは管理者向けのポータルサイトを通じて、遮断情報の可視化を実現します。これにより、サイト接続成功数や遮断数を日別・週別に自動的に集計し、管理者に通知されます。また、問題の端末を特定するために、遮断された端末のIPアドレスやホスト名の取得が可能です。さらに、ホワイトリスト・ブラックリストによるアクセス設定機能も備えており、企業のニーズに応じた細やかなセキュリティ対策が講じられます。
まとめ
「Cyber Security Guardian」は、現代のサイバーセキュリティの脅威に立ち向かうために生まれた新しい製品です。ICT LINKは、「未来につなぐ」ことを駆け出しに、内容の充実したサイバーセキュリティ対策を提供し続けています。詳しい情報や製品に関するお問い合わせは、公式ウェブサイトにて案内されていますので、ぜひチェックしてください。
会社概要
アイシーティーリンク株式会社は、2016年に設立され、最新のICTを駆使して顧客の未来を支え続けています。セキュリティ対策だけでなく、ICTインフラの構築やシステムインテグレーション事業も手掛けています。
詳しくは、
ICT LINKの公式サイトをご覧ください。