海洋ごみをアートに
2025-10-30 11:45:21

東ティモールの海洋ごみをアートに変える新取り組みの展開

東ティモールの海洋ごみをアート素材に



NPO法人クリーンオーシャンアンサンブル(以下、クリアン)は、海洋ごみ問題に取り組む団体です。最近、同団体は東ティモールで回収した海洋ごみを現地のアーティスト集団に提供し、新たな取り組みを開始しました。このプロジェクトは、海洋プラスチック問題への対処と地域社会へのアートによる意識啓発を目指しています。

回収した海洋ごみの再資源化



今回提供されたのは、硬質プラスチック2.285kgです。この素材は、東ティモールの海で回収されたもので、アート作品の創作に使用される予定です。アートの力を使って、廃棄物の問題と環境保護についての関心を高めることが狙いです。提供先のConservation of Environment Timor Leste(CETL)は、環境保全とアートを融合させて活動する若手アーティストの集団です。彼らは、アートを通じて地域の環境問題を訴える重要な役割を担っています。

意義ある初の試み



クリアンの活動は、海洋ごみの回収を単なる廃棄物処理にとどまらず、地域社会に意義ある形で還元することを目指しています。今後、CETLによる作品の制作や公開のスケジュールが決定されれば、公式SNSなどで告知される予定です。この取り組みが成功することで、東ティモールのような環境問題を抱える地域での新しい資源循環のモデルを確立できるかもしれません。

海洋ごみ問題と東ティモールの現状



東ティモールは、海洋プラスチック汚染が深刻な問題となっています。廃棄物処理インフラが十分に整備されておらず、その結果、多くのプラスチックが海に流出しているのです。クリアンは、この状況を改善するため、現地での収集活動に努めています。その収集活動を通じて得た素材が、環境とアートを結びつける架け橋となるのです。

持続可能な活動の推進



クリアンは、今後も現地パートナーとの連携を強化し、海洋ごみの収集から再資源化までの持続可能な仕組みづくりを推進していく考えです。さらに、ボランティアや寄付によって、持続可能な活動を続けるための支援を呼びかけています。寄付は海洋ごみ回収活動の資金やデータツール開発に活用される予定です。企業はCSR活動としての協賛も歓迎しています。

ご参加のお願い



クリアンは、より多くの仲間を募集し、海洋ごみゼロの世界を目指しています。関心を持たれた方は、寄付やボランティア参加を通じてこの活動に加わってみてはいかがでしょうか。詳細は、クリアンの公式ウェブサイトをご覧ください。これからの展開が楽しみですね。

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団体概要


  • - 名称:NPO法人クリーンオーシャンアンサンブル
  • - 設立:2020年12月
  • - 代表理事:江川裕基、田中秀典
  • - 主な活動国:日本、モザンビーク、ベトナム
  • - 公式サイト:cleanoceanensemble.com

このような持続可能な取り組みが、私たちの未来や環境にどのように寄与するのか、目が離せません。


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会社情報

会社名
NPO法人Clean Ocean Ensemble
住所
香川県小豆郡小豆島町坂手甲985番地
電話番号
070-8360-9815

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