株式会社aiESG、シリーズAラウンドで5億円の資金調達を達成！

aiESG、シリーズAでの資金調達成功

株式会社aiESGは、最近、シリーズAラウンドにおいてニッセイキャピタルやジャフコグループ、かんぽNEXTパートナーズからの出資を受け、総額約5億円の資金調達を実施しました。これにより、同社の累計資金調達額は約6.5億円に達しました。aiESGは、九州大学を母体とするアカデミア発のスタートアップで、持続可能な社会の実現を目指しています。

資金調達の背景

aiESGは、製品やサービスレベルでのESG分析を行い、企業が持続可能性を高めるための支援を行っています。設立から3年が経過し、ESG調査や情報開示のコンサルティングサービスを中心に、多くの企業と連携しながらビジネスを展開してきました。また、サプライチェーンにおけるポジティブな影響や人権リスクを可視化するクラウドサービス「aiESG Flow」のβ版をはじめ、技術ソリューションを提供しています。

社会におけるESGの重要性は増し、企業も法規制やガイドラインに対応する必要がありますが、実際には多くの課題に直面しています。そのため、aiESGは今回調達した資金を用いて、既存・潜在顧客のニーズに応えるソリューションの提供を加速させていく方針です。

資金の用途

aiESGが調達した資金は、以下の分野に活用される予定です：

- ESG分析・評価に関するコンサルティングサービスの拡販
- クラウドサービス「aiESG Flow」のさらなる開発
- 関連するAIサービスの開発強化
- 社内の組織体制の整備

また、コンサルタントやエンジニアなどの人材募集にも力を入れています。aiESGのビジョンに共感してくれる仲間を求めています。

出資者のコメント

ニッセイキャピタルの高口氏やジャフコグループの西日本支社長の高原氏など、出資者からはaiESGの取り組みへの高い期待が寄せられています。特に、ESGを科学的に評価する独自のアプローチが、持続可能な社会の実現に向けた基盤になるとされています。

かんぽNEXTパートナーズの塙氏も、aiESGが人権などのESG指標を定量化・可視化する挑戦に魅力を感じ、支援する意向を示しています。彼らのコメントからも、aiESGが真の豊かさの追求と持続可能な未来の実現に重要な企業であることが強調されています。